小栗左多里のインスタグラム(oguri_saori) - 9月7日 23時26分
1)明治時代、皇后として
初めて洋装された美子(はるこ)皇后のため、菊などの刺繍をあしらったマントが作られた。
そのオマージュとして、手塚愛子 @aikotezukaさんが作ったマントの一部。
そこにある美子皇后の言葉。 ・
「水はうつはにしたがひて そのさまざまになりぬけり」
(水は器に従って様々な形に変わる)
2-4)「薩摩ボタン」がモチーフ。こちらも同時代、西洋文化であるボタンに日本の美を融合させたもの。
5-6)レンブラント「夜警」の闇の部分を、その時代に流行ったインド更紗に置き換えた、チンリン・ワンさんとのコラボ作品。
「レンブラント(絵画)と更紗(工芸)が一緒に展示されることは無い」という説明に、はっとする。いつのまにか分かれ、それが当たり前になってしまったのだなあ。
7-8)織物が解かれ、カゴに編み直されているものと真ん中が解かれたもの。
以上は開催中の個展から。
青山スパイラルホールで18日まで。
今日から恵比寿MA2 Gallaryでも個展開始、28日まで。
どちらも無料なので、ぜひ。
私はまだスパイラルしか行ってませんが、恵比寿は少し違うものが見られるようです。
またちょうど最近、COLOSSALという有名サイトに作品が取り上げられました。
https://www.thisiscolossal.com/2019/09/textile-installations-by-aiko-tezuka/
愛子さんはベルリン在住で向こうで知り合ったのだけど、知り合いだからではなく、作品が本当に好きだなあと。
パッと見てカッコよく、意味も興味深い。
そして織物という自分の手でコントロールしきれないもの、さらに資金的にも大変なものを作る「覚悟」がすごいなあといつも思う。
すでに賞ももらっていて、今回の展示もそれに関連したものだけど、これからどんどん知られていくだろうなあ。
ちなみにスパイラルのカフェは今更ながら禁煙になったんですね。ギャラリーの横なのに喫煙可っていうのもすごかった。でもあの段差のついたとこに柵がないとこが素敵といつも思う。日本なら付けがちなのに奇跡。あと246側の道に面してる椅子があるのも、ギャラリーをぐるっと回って2階へいく通路があるのも、2階のお店もいい。
今思ったけど、私、自分で思うよりスパイラル好きなのかも。今までそれを感じたのはアボカドとスティービー・ワンダーだけだったけど。
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2019/9/7