中村ゆりのインスタグラム(yurinakamurawoori) - 12月2日 10時58分

稽古場でのお稽古が終わり、いよいよ劇場入りします。

１９６４年に発表された秋元松代さんの戯曲は、初めて読んだ時なかなか理解出来ずに、自分の今とは時代も文化もかけ離れているからこそ、ファンタジックに感じたのですが、すぐ理解出来なくても何か猛烈に惹かれるものがありました。
時代の大きなうねりの中で失われた文化や命、理屈ではない人間の性が描かれているような気がします。
圭史さんの元で、丁寧に繊細に皆んなで勉強していく過程は凄く豊かで贅沢な時間でした。
子供達に戦災孤児や学徒疎開などについて、レポートを発表してもらう際には涙涙…
この子達にとって、大きな影響を与える大切な瞬間だな、と。

白石佳代子さん（本当に凄すぎる…）はじめ、出演者の皆さんも、美術、照明、衣装、音楽…スタッフさん方も素晴らしい方々が揃ってくださっていて素敵なので、ぜひ劇場でご覧になって欲しいです。
チケットまだ取れますよ！
兵庫、岩手、新潟にも参ります。

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