こうやもゆのインスタグラム(1001moyu) - 12月23日 08時51分
素晴らしい曲にふれると作曲意欲が削がれていって、
この世にはもうこんなに最高なものがあるんだからわざわざわたしが曲をつくり発表しなくてもいいのではと思ったりする。
ずっと前からそういう思考回路が心の中に住んでいる。
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「この世にはおいしいご飯屋さんが溢れてるから自炊しなくてよし」とか、「この世にはもっと絵の上手い人がいるからわたしは絵を描かなくてよし」とか。
もし他人が本気でそう言っていたとしたら、いやいやいや、楽しめばいいじゃん。誰か気にいる人もいるかもしれないし、別に、そんな極端に自分から切り離すことないじゃん。って、わたしは言うと思う。この例えは音楽の話と釣り合いに出すには多少不十分ではあるのだけれど、でも、そう思う。
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ではなぜ、同じように自分に対しては思えないのか、自分には他人にかけるような言葉をかけてあげられないのか。
それは、年々まるくなって捨てまくってきたとはいえ、まだややこしい場所に必要のない完璧主義のようなものがあるせいではないのか。
だとしたらほんとうにバカバカしくてくだらない、必要のない思考だなあと思う。
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自己過信しない(できない)ことにはメリットもデメリットもある。
でも、料理や落書きのように、なにも一流の中の一流を目指さなくても、生み出せなくても、音楽をつくっていいし、だめな理由なんてないということを、わかっている自分と受け入れきれない自分がいることが、とても未熟でおもしろい。
(絵よりも料理よりもはるかに、それはもうはるかに、音楽がすきだからこそこんなことになってしまったのかもしれない)
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その日の気持ちや出来事は、昔からほんとうに長い間たくさんたくさんアウトプットして書き残して来たし、それはもう習慣の一部だけれど、
わたしから出た言葉たちにメロをつけてあげる作業は、そんなに多くはしてこなかった。
わたしから出る言葉に責任や自信を持てても、メロに対してはちょっとまだ、そのスタンスになれる日は遠すぎる。
自信を持って表に出せるものが湧き出る確率も回数も。
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とかなんとか言って、すっかり日々に追われて、曲作りに慎重になりすぎてしまった。
もう、一年も新曲を仕上げられずに時間が経ってしまったんだよ。ばかだねえ。作らなきゃね。聞いてくれるあなたがいるうちに。
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2019/12/23