伊藤直樹さんのインスタグラム写真 - (伊藤直樹Instagram)「「ルールをつくる」ということ  北海道のニセコには世界有数のパウダースノーを楽んでもらうためにコース外の滑走を認める「ニセコルール」というものが存在する。「コース」というのはスキー場の管理区域内のこと。コース内とコース外の境界にはロープが張られている。ニセコにはコース外へ出るための専用ゲートがいくつか設けられていて、天候判断によるゲートの開閉によって、事故を防ぐコントロールがなされている。さらにコース外には、自己責任で滑って良いエリアと完全立ち入り禁止区域とがある。コース外の滑走をすべて禁止にするとそれを破る人が必ずいる。結果、事故は増えて救助に多くの人たちを駆り出すことになる。昨今のBCでの事故では完全立ち入り禁止区域を滑ったことによるものが多いが、ニセコではこの「ニセコルール」によって事故の件数がかなり減っている。 「ルールは盲目的に従うものではなく、自分たちで創るものである」 パタゴニアの創始者であるイヴァンシュイナードの有名な言葉だ。 「ニセコルール」は“自分たち=パウダースノーを楽しみたい人たち”で10年話し合ってつくられたものだ。ニセコではもはや日本人はマイノリティで半数以上が外国人。この新しいルールが世界を魅了する山にまで引き上げたのだ。  PARTYも来年で10年。完全に守られた安全の内側に新しい表現はあるだろうか。安全パイの外側に出てリスクを取りながら、心から表現することを楽しむために「自分たちでルールを創る」人たちの集まりでありたいと思う。  #バックカントリースキーの学び」2月4日 22時35分 - naokiitoparty

伊藤直樹のインスタグラム(naokiitoparty) - 2月4日 22時35分


「ルールをつくる」ということ

北海道のニセコには世界有数のパウダースノーを楽んでもらうためにコース外の滑走を認める「ニセコルール」というものが存在する。「コース」というのはスキー場の管理区域内のこと。コース内とコース外の境界にはロープが張られている。ニセコにはコース外へ出るための専用ゲートがいくつか設けられていて、天候判断によるゲートの開閉によって、事故を防ぐコントロールがなされている。さらにコース外には、自己責任で滑って良いエリアと完全立ち入り禁止区域とがある。コース外の滑走をすべて禁止にするとそれを破る人が必ずいる。結果、事故は増えて救助に多くの人たちを駆り出すことになる。昨今のBCでの事故では完全立ち入り禁止区域を滑ったことによるものが多いが、ニセコではこの「ニセコルール」によって事故の件数がかなり減っている。 「ルールは盲目的に従うものではなく、自分たちで創るものである」
パタゴニアの創始者であるイヴァンシュイナードの有名な言葉だ。 「ニセコルール」は“自分たち=パウダースノーを楽しみたい人たち”で10年話し合ってつくられたものだ。ニセコではもはや日本人はマイノリティで半数以上が外国人。この新しいルールが世界を魅了する山にまで引き上げたのだ。

PARTYも来年で10年。完全に守られた安全の内側に新しい表現はあるだろうか。安全パイの外側に出てリスクを取りながら、心から表現することを楽しむために「自分たちでルールを創る」人たちの集まりでありたいと思う。

#バックカントリースキーの学び


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2020/2/4

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