平泉春奈さんのインスタグラム写真 - (平泉春奈Instagram)「・ ・ 『苦しくて嬉しくて切なくて』 ・ ・ 色々なことを諦めてきた人生だった。 どう頑張っても出ない結果。 良かれと思ってやったことは空回りし 気付けば誰かを傷つけている。 本気になることが怖くなった。 全力で生きることが億劫になった。 ひっそりと自分を押し殺し 感情をコントロールしながら生きていくことが 俺にとっての幸せなんだと自分に言い聞かせ 過ぎ去っていく時間にただ身を任せていた。 ・ ・ だから俺には この感情の正体がよく分からなかった。 ・ 彼女を想うと胸が強く締め付けられる。 彼女の姿を見ると心細さと一緒に ひどく自分の存在が恥ずかしくなって 消えてしまいたくなる。 彼女に触れると心の奥底に渦巻く欲求が溢れ出し その全てが欲しくなる。 ・ ・ 「ま、待って……」 「嫌だ……待てない」 ・ 部屋に入るなり 彼女の細い両手首を片手で掴み上げ壁に押し付けた。 ・ 「痛っ……や……」 ・ 彼女が何か言おうとするのを防ぐように キスで唇を塞ぐ。 手をスカートの中に滑り込ませ 太腿から付け根に向かい指先を這わせると 彼女はビクッと身体を震わせた。 躊躇なく下着越しにその場所を撫で続ける。 ・ 「あ……」 ・ 指先に湿った熱を感じるのと同時に 彼女は溜息混じりの甘い声を上げながら 少しずつ身体の抵抗を解いていった。 それが確認できて心底安堵し 胸の奥に広がる正体不明の塊が ジワジワと溶け出してくるのを感じた。 ・ 「……俺だけ見て」 欲望が声になる。 「……お願いだから、俺以外見ないで。俺のことだけ考えて。」 苦しい。息が、できない。 ・ 突如、目の奥にツンとした強い痛みを感じ、 やがて熱い液体になって外に溢れ出した。 ・ ああ俺は、泣いてるのか。 涙なんてずっと流してなかったのに。 そんな感情はとっくの昔に置いてきたはずだったのに。 この気持ちはなんだろう。 なんでこんなに、嬉しくて切ないんだろう。 ・ 彼女は俯き震える俺をそっと抱きしめた。 そして頭を優しく撫でながら 消え入りそうな声で何かを呟いた。 よく聞き取れなかったけど それは俺の想いを代弁してるような言葉に聞こえた。 ・ 彼女の温かい体温に包み込まれて 俺はようやく この感情の名前を知った。 ・ ・ ・ ================== ・ ・ 不器用すぎる男の、人生で初めての本気の恋を描きました! ちょっとプライベートな話なんですが、知り合いの男性で何事にも執着しなくて無気力な人がいまして。どこか何かを諦めてるような所があって、過去色々なことがあってこんな風になっていったんだろうなあと感じつつ、この人が人生で初めて本気の恋をしたら、もしかしたら価値観や感情が大きく変わるんじゃないかなーなんて思ってふと閃いた物語です(勝手に妄想してすいません。笑) ・ 執着っていうのは人が持つ感情の中でも特に大きく強い感情だと思っていて、時に自分を苦しめてしまうこともあると思います。だけど、その感情こそが生きてるってことなのかなとか、それがあるから頑張れることってあるんじゃないかなとか、書きながらそんな事を考えたりしました。 ・ ・ ・ #カップルイラスト #恋 #初恋 #執着 #官能 #官能イラスト #キス #壁ドン #キスシーン #ラブシーン #不器用な恋愛 #イラスト #ラブストーリー #カップル #イラストレーション #恋愛 #恋愛小説 #アート #恋 #恋愛ドラマ #恋心 #ポエム #創作ポエム #恋人  #illustration #coupleillustration #Illustrator #lovers #kiss」2月5日 20時04分 - hiraizumiharuna0204

平泉春奈のインスタグラム(hiraizumiharuna0204) - 2月5日 20時04分




『苦しくて嬉しくて切なくて』


色々なことを諦めてきた人生だった。
どう頑張っても出ない結果。
良かれと思ってやったことは空回りし
気付けば誰かを傷つけている。
本気になることが怖くなった。
全力で生きることが億劫になった。
ひっそりと自分を押し殺し
感情をコントロールしながら生きていくことが
俺にとっての幸せなんだと自分に言い聞かせ
過ぎ去っていく時間にただ身を任せていた。


だから俺には
この感情の正体がよく分からなかった。

彼女を想うと胸が強く締め付けられる。
彼女の姿を見ると心細さと一緒に
ひどく自分の存在が恥ずかしくなって
消えてしまいたくなる。
彼女に触れると心の奥底に渦巻く欲求が溢れ出し
その全てが欲しくなる。


「ま、待って……」
「嫌だ……待てない」

部屋に入るなり
彼女の細い両手首を片手で掴み上げ壁に押し付けた。

「痛っ……や……」

彼女が何か言おうとするのを防ぐように
キスで唇を塞ぐ。
手をスカートの中に滑り込ませ
太腿から付け根に向かい指先を這わせると
彼女はビクッと身体を震わせた。
躊躇なく下着越しにその場所を撫で続ける。

「あ……」

指先に湿った熱を感じるのと同時に
彼女は溜息混じりの甘い声を上げながら
少しずつ身体の抵抗を解いていった。
それが確認できて心底安堵し
胸の奥に広がる正体不明の塊が
ジワジワと溶け出してくるのを感じた。

「……俺だけ見て」
欲望が声になる。
「……お願いだから、俺以外見ないで。俺のことだけ考えて。」
苦しい。息が、できない。

突如、目の奥にツンとした強い痛みを感じ、
やがて熱い液体になって外に溢れ出した。

ああ俺は、泣いてるのか。
涙なんてずっと流してなかったのに。
そんな感情はとっくの昔に置いてきたはずだったのに。
この気持ちはなんだろう。
なんでこんなに、嬉しくて切ないんだろう。

彼女は俯き震える俺をそっと抱きしめた。
そして頭を優しく撫でながら
消え入りそうな声で何かを呟いた。
よく聞き取れなかったけど
それは俺の想いを代弁してるような言葉に聞こえた。

彼女の温かい体温に包み込まれて
俺はようやく
この感情の名前を知った。



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不器用すぎる男の、人生で初めての本気の恋を描きました!
ちょっとプライベートな話なんですが、知り合いの男性で何事にも執着しなくて無気力な人がいまして。どこか何かを諦めてるような所があって、過去色々なことがあってこんな風になっていったんだろうなあと感じつつ、この人が人生で初めて本気の恋をしたら、もしかしたら価値観や感情が大きく変わるんじゃないかなーなんて思ってふと閃いた物語です(勝手に妄想してすいません。笑)

執着っていうのは人が持つ感情の中でも特に大きく強い感情だと思っていて、時に自分を苦しめてしまうこともあると思います。だけど、その感情こそが生きてるってことなのかなとか、それがあるから頑張れることってあるんじゃないかなとか、書きながらそんな事を考えたりしました。



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2020/2/5

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