若林正恭 著書「表参道のセレブ犬とカバーニャ要塞の野良犬」のインスタグラム(masayasuwakabayashi) - 2月19日 20時18分
NFL倶楽部2019-20シーズンの放送は2月15日の放送をもって最終回を迎えました。
みなさん今シーズンもご視聴本当にありがとうございました。
今シーズンは応援しているテキサンズがディヴィジョナルプレイオフ(準々決勝)まで進んでとても応援しがいのあるシーズンでした。
テキサンズはデヴィジョナルで、スーパーボウルを制したチーフスに第1Qで3ポゼッション差をつけていたので、その時は「もしかしてスーパーボウル行けちゃう?」と舞い上がっていました。
その気持ちはスーパーボウルを制したチーフスの爆発的なオフェンス力に瞬く間に打ち砕かれることになったのですが。
スーパーボウル前日は、マイアミのホテルのロビーでスタッフと深夜までスーパーボウル談義に花が咲きました。
おじさん数人が深夜まで試合の予想や分析を夢中になって話せるなんてアメフトは本当にすごいスポーツです。
アメフト漫画の名作「アイシールド21」でヒル魔という登場人物が勝利が絶望的な状況で「ないもんねだりしているほどヒマじゃねぇ あるもんで最強の闘い方探っていくんだよ」という台詞を口にします。
少々熱い台詞ですが、この言葉にはアメフトの魅力が詰まっています。
アメフトは色々なスポーツの中でも全体の戦力の中で作戦の良し悪しが占める割合が比較的大きいスポーツだと思います。
体格的、身体能力的に圧倒的に劣っていても作戦で勝てる可能性がある。
今の仕事でも他人の能力を妬みがちな僕はその度に先ほどのヒル魔の言葉に助けられてきました。
話を戻しますが、深夜スタッフと話していた時にこれだけ一般人でも「49ersのモスタートのランが凄い」「マホームズが走りながら投げてくる」と言っているなら、何か裏をかいてくるような展開がありそうですねと話していました。
すると試合開始から49ersがモスタートではなく、WRのジェットスイープやリバースなどのランを使ってきて「なるほど!!!」と解説席で目を見開いたり、
チーフスはマホームズがポケットの外に出ないように挟み込まれることがわかっていたので、RBのランをいつもの試合より多く使っていたように感じました。
そして、両チームの策が出尽くした第4Qからはチーフスのディフェンス陣が気迫でディフレクトやパスカットを連発して49ersの攻撃を耐え忍び、それで得た攻撃のチャンスをマホームズがここ一番の集中力と規格外のフィジカルでものにしました。
ロンバルディトロフィーを手にしたマホームズを見て、これから十数年NFLを引っ張っていく選手なのだろうなと胸が熱くなりました。
試合後にチーフスの選手にインターセプトした時の気持ちをインタビューした時に「その時は次のプレイに集中しようとチームのみんなに言われた。今を生きるじゃないけど、試合中は今のプレイが全てだから」という言葉を聞いて、ぼくはまた例のヒル魔の台詞を思い出したのでした。
ガロポロは今回のスーパーボウルを物語にしてまた活躍するだろうし、
ベテランのブレイディやブリーズがどうなるのか、
来シーズンも役者が揃いすぎていてとても楽しみです。
つまり何が言いたいかというと、来シーズンこそテキサンズにスーパーボウルに行って欲しいということなのです。
それではまた来シーズンお会いしましょう。
そのためにもみなさんSNSなどで#NFL倶楽部 での投稿何卒よろしくお願いします🙇♂️🏈
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2020/2/19