進藤やす子のインスタグラム(yasukoshindo) - 2月27日 22時51分


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才能の有り無しでいえば、愛知(の田舎)で井の中の蛙状態だった私は、小学6年生で東京(の田舎)に越してきて、転入した普通の小さな公立の小さなひとつのクラスに何故か2人も絵も文も上手い子がいて(中学は一緒にそのまま地元の公立に進んで、高校はひとりは慶應、ひとりは都立国際に行った)、特に彼女らは文が上手くて、11歳にしてカルチャーショックを受け「自分って普通だな」と思い知り、さらに中学に進学したらこれまた地元の普通の公立校なのに2つ上の学年に度肝を抜かれるほどすごい画力の先輩がいて(私が一方的に知っているだけで向こうは私を知らないけど、今彼は広告の仕事をバンバンしている有名なイラストレーターになっている)、そんな感じで10代前半に幾度と才能ある人に遭遇できたことは"身の丈を知るありがたい経験"だったと思います。
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ちなみに走るのは短距離も長距離も好きだったけど、件の小6で転入した公立小に「ビートたけしのスポーツ大将」に出てカール君(カールルイスの人形)と対決できちゃうような圧倒的に速い女の子がいて、これまた「自分って普通だな」と早々に悟ったのでした。しかしいちいち固有名詞が懐かしい笑。
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美大に行ったら行ったで、親が芸術関係とかマスコミ関係とかの人がいて、何それ?私って育った環境もほんと普通だな〜って思って(←そういう環境を羨む時点で凡人の証)、フリーランスになってからも羨む気持ちを捨てられない私を察してか母は「やっちゃん、普通が一番よ」と言ってくれたのに意に介さず。でも今ならわかります。
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で、結局何が言いたいかというと、人生は挫折の繰り返しで思い通りにはいかず、でも細やかな自信を見つけて頑張っていけるのだと思っています。


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2020/2/27

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