土屋太鳳のインスタグラム(taotsuchiya_official) - 3月11日 12時50分

9年という時間は
私の中では決して長くなくて
どちらかというとあっという間だったけれど、
でも、
0歳で生まれた人が９歳になると考えると
とても長い月日だったとも思うし
人によっては
時間が止まってしまったような感覚のかたも
いらっしゃると思います。
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私は今日、夜明け前から、
自然に近い場所でお仕事をしていました。
昨日の夜から空の上のほうの雲の流れが
とても早くて
あっという間に満月が見え始めたから
今日のお天気は予感していたけれど
本当に綺麗な青空です。
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でも大変なことが起きた時は
この青空に癒されるばかりではなくて
過酷な気象条件に感じる時もあるし
虚しい気持ちで見上げる時もあるし
思い出がよみがえってしまって
つらく感じる時もあると思います。
何度も同じことを書いてしまうけれど
やっぱり何度も思うのは
しあわせな気持ちで空を見る人が
ひとりでも多いといいなと思います。
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#東日本大震災 による避難生活を
今もまだ、
たくさんのかたが送っていらっしゃる現実を知ると
心が本当にくるしいです。
「忘れてはいけない」
「忘れてしまいたい」
いろいろな考え方や感情が
人の数の分、あると思いますが、
忘れてしまいたい人の心の傷を包むためには
その人たちの気持ちや出来事の内容を
忘れずに取り組むことが必要だと思うから、
忘れずにいようと思います。
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そして
今、世界のいろいろな場所で起きている出来事は
９年前の出来事とは全然違うのだけれど
情報への不安や疑心暗鬼な気持ちや命の心配が渦巻く時に
自分の仕事は何が出来るんだろう
と感じるという意味では
９年前と似た感情を思い出します。
でも、
この９年の間に
エンターテインメントの世界の先輩方が
本業でも、それ以外の活動でも、
伝えられることや出来ることはあると
背中を見せてくださってきたから、
自分も出来ることを
がんばっていこうと思います。
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一日もはやく
いろいろなことが
少しでも安心に向かいますよう。

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