丸山桂里奈のインスタグラム(karinamaruyama) - 3月11日 17時47分

3.11。
まる9年です。
9年前の14時46分のことを思い出していました。ずっと変わらぬ思い。
自分の中の心が止まりながらも、時代は前に進み、私の身も時に流れてきました。ただ、いつも福島で過ごしたこと、だいすきな場所、いつも通る道、家、会社、グランド、全てが私の目に焼きつき、今も鮮明に残っています。
あれから9年。私は何ができただろう、何をしてきただろう、何をするべきだろうと毎日毎日考えながら、自分ができることを自分なりに続けてきました。
大きい力じゃないかもしれませんが、私自身がブレずにやり続けることが大事だなと感じています。
Jヴィレッジも全面復活しました。
そして私たちの寮があった双葉町も、一部避難解除になりました。少しの光を、もっと大きな光にしていくために、今はサッカー選手ではないですが、元サッカー選手、元なでしこジャパンとして福島に恩返しが出来るように力の限り頑張りたいと思います。
そして先日、フクシマ50の映画を見て発電所であの日なにがあったのか。
全てではないかもしれませんが、私の想像を遥かに上回る出来事がありました。それを映画を通じて、知ることができ、その中でも自分の働いていた会社が舞台だったのと、お世話になっていた吉田さんが前に立っていたのを見たら涙が止まらなくなりました。
忘れては行けないし、忘れないけど、時代に流れて薄れていかないように、この目でぜひみてほしいなと感じてます。
思いはひとりひとり違いますが、それでも誰かが誰かを思いながら懸命にに戦いぬいたそんな思いを、見て欲しいです。
そして(今日はそしてが多いですが)、今日という日に、朝日新聞に福島への思いを取材していただきました。
なかなか今までもですが、聞かれることもなかったからかもですが話す機会もなかったりではありましたが、そんな中で私の思いを話させていただきました。
こちらもぜひ、読んでいただけたら嬉しいです。
自分なりの思いが形になり、そしてみんなで前を進みながら笑顔になれる日がくるのを、一番に願っています。
東日本大震災でお亡くなりになられた方々に、ご冥福をお祈りいたします。

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