佐倉真衣のインスタグラム(maitanaka20) - 3月11日 20時04分
今日公園で遊んでいたら5、6歳くらいのヘアピンをいっぱい付けた女の子が来てシャルルを撫でてくれました。
するとその子とバドミントンをしていた男の子が『なんで勝手に中断してるんだよー!早く続きやるぞ!』とちょっと怒りながらやって来ました。
ごめんねーありがとねーなんて言っていたら突然その男の子に向かって自分のビニールボールを転がす息子。パッと拾ってくれた男の子。また転がす、パッと拾う、また転がす…無限。みたいな遊びがいつの間にか始まりました。
息子は大声でキャハキャハ笑って心底楽しそう。
するとメガネの女の子もやって来てその遊びに参加。お兄ちゃんとお姉ちゃんに向かって雑にボールを投げる息子は嬉しすぎて楽しすぎて笑いが止まらない様子。
結局仲良し3人組は自分たちの遊びを中断してシャルルと息子とずーっと遊んでくれました。
夕方になり『そろそろ帰ろうね、お兄ちゃんとお姉ちゃんにありがとうしてね』と言うと息子が生まれて初めてありがとうのお辞儀をしました。(え、あんまり教えてないけどできるんかい!)
『バイバイ寂しいね〜ありがとねまた遊んでね〜』と私が帰ろうとするとメガネちゃんが『ちょっと待ってて!』と言ってお母さんのもとへ。戻ってきた彼女の手には黄色と青のふわふわのボール。
『黄色は嫌だけどこっちあげる!』と息子に青を渡してくれました。本当にいいの?と確認すると彼女の決意は固いようだったのでその気持ち大切に受け取りました。
帰り道、もらったボールを大事に握りしめる息子になんだかグッときて思わず写真を撮りました。
言葉は話せなくても伝わるものがちゃんとあるんだなと思いました。きっと子育てをしていたらよくあるだろう出来事になんだか胸が熱くなったのは今日という日も相まってなのかなんなのか。
遊んでいる途中に男の子が『この子の夢はなーに?』と聞いてきて、まだお喋りできないからわからないなぁと言うと『僕はサッカー選手!』とキラキラした真剣な顔で話してくれました。どうかこの子が、世界中の子ども達がこうしてこれからも自分の夢を堂々と発表できる世界であります様にと心の中で強く祈りました。
大事な事はとってもシンプル。
子どもが教えてくれる事は偉大だ。
語彙力がないので長々とオチもない話を書いてしまったけれど、一言で表せない忘れたくない気持ちだったので記録しておきます。
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2020/3/11