かまわぬのインスタグラム(tenugui_kamawanu) - 4月7日 14時39分
なぜ、てぬぐいは切りっぱなし?
てぬぐいについてよく聞かれる質問です。
タオルやハンカチが縫製されていることが当たり前の中で、手拭いはあえて縫製していません。
なぜなのでしょうか?
そこには先人たちの知恵と工夫が詰まっています。
⚫︎衛生さを保てる
切りっぱなしであることで、《汚れやホコリがたまりづらく》衛生的に保つことができます。
⚫︎乾きやすくなる
手拭いの本来の使い方である「拭く」こと。
汗や水を拭ったり、様々なシーンで活躍します。
縫製されてないからこそ、《水切れがよく乾きやすく》なります。まさに日本の高温多湿の気候にぴったりなのです。
⚫︎応急処置としてつかえる
実は応急処置にも役立ちます。
縫われてないことで、力が弱い方でも縦に裂くことができ《止血や骨折》時の応急処置として使えます。伸縮性が低い為しっかりと巻きつけることができるのです。
人々が下駄を履いて暮らしていたとき、鼻緒が切れたときに、手拭いで代用していました。
現代の暮らしの中でいえばビーチサンダルの鼻緒が切れたときにも使えます。
⚫︎ほつれてきたらどうしたらいいの?
切りっぱなしなので、使いはじめはほつれてきます。ほつれている横糸をハサミでカットしてください。端から約1cm〜2cmぐらいのところで自然にほつれにくくなります。
切りっぱなしの理由、ご理解頂けましたでしょうか。
手洗いする機会が増えてますが、改めて手拭いを見直して頂くきっかけになればと思います。
少し手間はかかりますが、使うたびに愛着がわいてきますよ。
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2020/4/7