酒井景都さんのインスタグラム写真 - (酒井景都Instagram)「人は完全ではない。見た目も心も。例えば私だったら極端に寂しがり屋な気がするし人からよく”優しい”と言われるけど、その”優しさ”も寂しさや弱さからくる優しさなのか、愛溢れるお節介なのか、ただ人を傷つけたくないだけの花弁のような優しさなのか…など考えればキリがないほど。本当のところは分からない。 13歳の時にモデルを始めて、成長期だったからきっと伸びると無言の期待をされたけど（足のサイズも大きかった）、そこから思うように背が伸びず、もっと背が高かったら良いのに…とか思うこともある。中学生のときに考えていたことは私はあまり個性的な顔をしていないから、例えば大きな口だったり、離れた目だったり、アイコニックで、それだけで存在感を放つ顔に憧れたこともある。自分自身が自分を愛すことは、出来る人もいるけれど、時にとても難しく、誰だって容易に出来ることではなくて、女性なら特に気分の波も誰にでもあるもの。そういう時にいつも助けてくれるのはファッションだと思ってる。私は服を作るけれど、デザインする時は、これを着たら楽しいなって人が思える服を作りたいと常々思っていて。それは一消費者としても、やっぱり服を見るときは楽しいし、それが店舗でもECでも何か新しいアイテムを手に入れたら、新しい自分に生まれ変われる気がして。そんなワクワクを抱きながら、服を手にとっている。デルモア・シュワルツの絵本「わたしは生きてるさくらんぼ」の中で「わたしはなりたいとおもったら　いつでもあたらしいなにかに　なれるのよ。動物園の魔法使いとか。わたし　いつでも　おもったとき　すきな　だれかに　なってしまうの（中略）そして　ときどき　わたしは　いろんなもの　ぜんぶになりたい　なんておもうの」という一文がある。それは本当にそう思っていて、ファッションはいつでも何回でも自分を生まれ変わらせてくれる。だから私にいつも幸せをくれるのはファッション。それはずっと変わらないと思うし、別に奇抜である必要はなくて、すべての女性に人は何度でも生まれ変わることができるよ。というメッセージを伝えたい。写真は一昨年、田口まき(@maki_hampi )に撮って頂いたもの。 #これが私の美しさ #ボビイブラウン #wwd_jp_pr ＠bobbibrown」4月9日 14時25分