キャシー中島のインスタグラム(official_kathynakajima) - 4月11日 19時14分
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朝一番に#大林宣彦 監督の悲しい知らせが入ってきました。
勝野家の家族全員がお世話になった大切な監督です。
勝野パパは小樽で撮った「はるかノスタルジー」で主演させて戴きました。
そして次女、雅奈恵は尾道が舞台の「あの夏の日」でヒロインをさせていただきました。
それからは雅奈恵を可愛がっていただき、度々映画に使っていただきました。
監督の元で演じることの基礎を学び、人間としてもたくさんのことを教えていただきました。
雅奈恵は監督のことを映画の父と呼び奥様の恭子さんのことを映画の母と呼んでいました。
今、自分の部屋で泣いています。
息子の洋輔も俳優デビューは監督の作品
「淀川長治物語 サイナラ」でした。
最後にお会いしたのは2年前の5月、
俳優座での勝野ファミリーの舞台「ラ・ボエーム」を観にいらしてくださった時です。
もうすでに癌を患っていらしてお辛そうだったのですが、終わった後に「よかったよ、ファミリーの愛を感じたよ」
とおっしゃってくださいました。
いつもならご飯でも食べに行こうと誘ってくださるのですが、あの日はすぐにお帰りになりました。
あの状態から映画をお撮りになったなんて、映画の神様がずーっとそばについていてくださったのですね。その精神力に感動します。
一時期私は月に一回ぐらい監督と奥様にお会いしていたのですが、この頃はなかなかお会いできなくて心配していました。
監督のお話を聞いていると私はいつも涙が出て来ちゃって、心が洗われた気がしました。
本当に優しくて穏やかでお会いしているだけで幸せでした。
数々の素晴らしい作品をお撮りになっていますが私は監督の人柄、優しさに焦がれていました。
そしてその監督を広い心で包んでいた奥様の恭子さん。
お二人は本当に仲のいい素晴らしいご夫婦です。
私たちも「監督ご夫妻のようになりたいね」っていうのが口癖でした。
悲しいです。寂しいです。
でも、恭子さんのお心を思うと・・・
何もできない自分が悔しくて!
大林宣彦監督、本当にお世話になりました。
ゆっくりとお休みください。
ご冥福をお祈りします。
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2020/4/11