佐藤嘉洋のインスタグラム(yoshihirosato1981) - 4月15日 22時38分


週1、2の頻度で我が家でバーベキューをしている。
うちは庭だけはバカでかい。
小さいが畑もある。
なんせ建ぺい率は30%。
つまり、70%が庭なのである。

仕事以外では98%くらいは家族としか会わない状況になってしまった。
ものすごい現状である。
普段は仕事仕事で家族との時間は限定されていたが、今は仕事よりも家族との時間の方が圧倒的に長い。
ジムへの出勤以外、ほとんどの仕事が無くなってしまった。

子どもたちは、父が今日も家にいるとなると「よっしゃー!」と雄叫びを上げる。
有り難い話ではある。

陽が落ちて、火の後始末を理由に燃焼していく炭を一人で眺めながら、クソウイルスについて考察した。 *

感染者数は正確ではないし、地域の差は大きいにしろ、一応、感染者数を人口で割ってみると、おおよそのざっくりとした比率がわかる。

アメリカ
約61万人÷約3億2900万人=約0.02%
日本
約1万人÷約1億2700万人=約0.008%

アメリカは1万人に2人(訂正済・1桁間違えていた)
日本は10万人に8人(訂正済・1桁間違えていた)

SNSや報道を見ていると、まるで日本の人口の10%、つまり約1270万人が新型コロナウイルスにかかっているかのような錯覚を、私は受けている。
仮に日本の感染者数が今の100倍になり、ダントツ世界一の約100万人の感染者数になったとしても、いまだ人口の1%に満たない。

私のように異常に警戒して、帰宅したら全身消毒しまくっているようなパニック野郎には、こういうデータは精神衛生を保つのに役立つ。
反対に、いまだ対策を取っていない人は、データを見て油断をするのではなく、SNSや切り取られた報道を見て、もっと恐怖を感じてもいいかもしれない。

自分もいまだにパニック状態ではあるのだが、どうせ自粛するならば、楽しく自粛しようと心がけているし、どうせ自粛するならば、「誰もかからない。誰にも移さない」という姿勢を徹底して、自粛営業したい。

自分がパニックであればあるほど、店舗の安全性は増していく。
この状況下で営業するリスクは充分にわかっている。
だからこそ、徹底したい。
たとえ誰かがかかっていたとしても、クラスターになる可能性は、今の環境であれば0%にかなり近い。
完全な0%にはできないのが心苦しいのだけれど、0%にしようという姿勢で対策している。

データの蓄積から見ても、空気感染の可能性はかなり低い。
後ろ向きな思念を介して伝染するようなウイルスである可能性も、著しく低い。
だから手洗いの徹底、全員の飛沫防止、空気の循環を良くするという適切な対処をしていれば、必要以上に恐れることはないのだ。

しかし、自分を含め世界中がパニック状態なのだから、冷静沈着な対処だけに留めていては、顧客からの信頼は得られない。
何しろ根本的には自分も安心できない。

すべての物事には可能性というものがある。
それは良い可能性も悪い可能性も、である。
完全に解明されていない以上、あらゆる可能性を考えておく必要がある。
だから店を開くならば、自分を含めたスタッフ、顧客の不安をいかに減らしていくかが最重要項目になってくる。

今はやりすぎっていうくらいの対策を立て、徐々に新型コロナウイルスの実体が解明され、世間の雰囲気もやや緩和してきたら、自分のパニック状態をコントロールし、大丈夫そうなところから対策も緩和していけばいい。

適切な対処をしていれば、必要以上に恐れることはない。
でも、本当のところはまだわからないから、もうしばらく怯えていましょうか。

喘息持ちの妻、娘。
基礎疾患のある義父母。
ヘビースモーカーの両親。
丈夫さだけが取り柄の息子。

誰にも移させたくない。
だから自分もかかりたくない。
しかしながら、社会的にも生き残りたい。

どう進んでも、無傷で終わる戦いではない。
これは戦争だ。
どうやっても傷つくのであれば、私は前に出る。

みんなちがって、みんないい。
みんなおかしくて、みんないい。

明るく生こまい
佐藤嘉洋


[BIHAKUEN]UVシールド(UVShield)

>> 飲む日焼け止め!「UVシールド」を購入する

179

4

2020/4/15

佐藤嘉洋を見た方におすすめの有名人