伊藤 慎のインスタグラム(shinito.pottery) - 4月26日 21時25分

このマグカップは近づくと四層の釉薬が複雑に反応した表情が見えます。が、そんな事は時にどうだって良いのです。
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ソーシャルディスタンスという言葉が定着しましたが、distance（距離）というのは、物を作る人にとって常に気にしていた事のように感じます。
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それは単純に物と人との物理的な距離であったり、制作者と他者の解釈の距離であったり、様々な距離があります。
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近づける努力をした方が良い場合と、距離をとったほうが良い場合とケースバイケースですが、どちらにしても距離が自由に変更できる事が重要です。
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ソーシャルディスタンスは、wikiによると日本語で社会距離拡大戦略と言われるそうで、戦略の欠点として不安やフラストレーションが発生するようです。
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せめて脳内の想像の世界で、自由にストレスなく行き来できる事に、クリエイティブが1ミリでも貢献できればと願って、想像を刺激できるようなユニークな品も制作してます。
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近寄って観察するも良し、作り手の意図を想像するも良し、自分勝手にマイペースに扱うも良し。脳内での距離だけは自由なのです。
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はい、最近の自分で流行の大袈裟な言い方でした（笑）
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