名倉右喬さんのインスタグラム写真 - (名倉右喬Instagram)「「自分の音楽の嗜好に影響を与えた　アルバム10選。 10日連続で一日一枚投稿！」五日目はこちら。嘉門雄三 & VICTOR WHEELS LIVE! 誰やねん？ってお思いになる方もおいででしょう。誰あろう、サザンの桑田さんの別名義アルバムです。いやあ、自分の音楽嗜好において、桑田佳祐はどうやってもはずすことが出来ません。「いとしのエリー」をはじめて聴いた日から、私の人生はエリー前とエリー後に分かれてしまったほど人生に大きな印をつけたのが桑田さんなのです。音楽について半分くらいの割合を桑田さんに教わったように思います。高校時代は音楽仲間であるＳ水くん、Ａ美くんとともにサザンの曲を歌いまくっていました。新曲が出るとすぐに覚えていましたなあ。若いころの吸収力って、ホントにすごい。さて、そんな桑田さんですがどのアルバムにしようかさんざん悩みました。ここは素直に。己の音楽生活への影響を考えてこれに決まりです。嘉門雄三 & VICTOR WHEELS LIVE! 発表は１９８２年、ちょうど「栞のテーマ」や「チャコの海岸物語」がリリースされサザンが紅白に出場したころ。アルバムだと「ステレオ太陽族」と「ＮＵＤＥＭＡＮ」の間かな。桑田さんがサザン以外のメンバーと共に渋谷の「エッグマン」っていうわりと小さなライブハウスでやったほぼ洋楽カヴァーのライブアルバムです。ワタクシは高校時代にこれを聴き、ほとんど全曲、誰の曲だかわかりませんでしたよ。そしてこのアルバムから、つまりは桑田さんの選曲をきっかけに洋楽探訪が始まったのです。実に渋い選曲ですね。ビートルズやビリー・ジョエル、ボブ・ディランのようにわりとみんな知っているものからオーティス・クレイやマーティ・バリン、ザ・バンドと、マニアックなところまで。ロック、R&Bの名曲を楽しそうに演奏しています。今は廃盤、CD販売もないレコード、カセットのみのリリースでした。ちなみに桑田佳祐作品の次点は KUWATABAND 「NIPPON　NO　ROCKBAND」でございました。このアルバムのギター、河内淳一さんの演奏もコピーしまくりました。ああ、懐かしい。」4月29日 10時14分