TOKIのインスタグラム(toki_c4) - 5月10日 14時17分
須賀敦子さんという有名な作家さんの、とある著書の中に「その為に自分が生まれてきたと思える生き方を、他をかえりみないで、徹底的に探究する」という一節があるんです。
この「その為に自分が生まれてきた」の「その為」とは一体なんなのかって、考えた事ってありませんか?ありますよね?
それを探して足掻くのが10~20代、30代くらいになると何となく見えて、40代くらいだと朧気には確信出来るのではないかと思ったりしています。
寿命が短かった時代の古い論語ですが「人は50にして天命を知る」って言いますからね。
歌は、元々バンドを組もうとしてた友達に頼まれてやったのがキッカケで、20代前半の時に自分の可能性を追求しようと、本気で何かを模索した時に「少しでも有利なスタートを切りたかった」っていう理由で「少しでも経験値がある事」って理由で選んだに過ぎなかったりします。
色々と模索し、色々とやったけど、「何の為に?」の根幹は結局「母を幸せにする=笑顔にする」でしたね。 10代の頃は心配の掛け通しだったけど、20代では音楽をやって、人気はあまり出なかったけど、ライヴハウスを満員に出来たり、メジャーデビューしたり、ちょっと大きい会場で演れたりする度に喜んでくれましたね。
私の至らない部分は全てTAKUROが埋めてくれて、母に喜びをくれた。本当に有難かったです。 身体が存在しないだけ。ただそれだけ。ただそれだけだ、と言い聞かせて、もう今年で5年も経ちます。 年月を経る毎に、涙を流す日が減っていく事で、何かが変わっていく感覚を覚えつつ、何も変わらない部分にも気づく。
いや~、スーパーマザコンですね(笑)
自分の感情に支配されず、幼い頃から何も変わらない「母を笑顔にする人生」を心掛けて、これからも頑張ります。
#母の日
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2020/5/10