三井智映子のインスタグラム(chiekomitsui) - 5月10日 17時20分
先週の相場を簡単にまとめます❣️ 先週の米市場は大きく反発。
特にナスダック総合指数は5日続伸、つまり先週ずっと上昇する強さを見せました。
アメリカで徐々に経済活動が再開されていることで景気後退の一番悪い時期は終わったとの期待感、景気への先行き楽観論が買材料となっているよう。
新型コロナウイルスを巡る米中問題やなついては、米トランプ大統領が中国が貿易合意を順守しない可能性があると示唆したものの、7日に米中の貿易協議責任者であるライトハイザー通商代表部代表と劉鶴副首相が会談、貿易問題の第1段階の合意の履行が確認されたと伝えられ、懸念が後退。
経済指標では、
7日に発表された5月2日までの1週間の新規の失業保険申請件数は316万件となり、引き続き高水準ではあったものの、ピークより半減し、5週連続で減っていることが買い安心感につながったよう。
ADP雇用統計の雇用者数が2023万人減と、2002年からの統計以降最大の下落となったことは売り要因となりましたが、
4月の米雇用統計では非農業部門雇用者数は-2200万人の予想が、-2050万人、失業率は-16%の予想が-14.7%と、戦後最悪の水準ながら、すでに大幅悪化の数字が予想で折り込まれており、予想より少し良い数字ということで株価には影響はあまりなかったようです。経済活動が再開されれば過去最大となっている失業者も回復するだろうという期待感もあるのでは。
とはいえ、雇用統計で平均時給が前月比予想+0.3%が+4.7%、前年比も予想+3.0%が+7.9%と、たくさんの失業者が低賃金者が中心であることから賃金が大きく上昇している状態となっていることが見て取れます。
世界的な金融緩和で、実態経済と株価が乖離している状況が継続しているといえるでしょう。
週末8日のダウ平均は、前日比455ドル43セント高の2万4331ドル32セント、ナスダックは前日比141.66ポイント高の9121.32となっています。
先週の日経はゴールデンウィーク明けで2日しか営業日がありませんでしたが、上昇し2万円の大台を回復。8日の日経平均株価は、
前日比504円32銭高の2万0179円09銭となりました。
今月の雇用統計ナイトフィーバーは#50回到達#記念回 でした!
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2020/5/10