沢口千恵のインスタグラム(chiesawaguchi) - 5月17日 09時27分


子どもたちが小さいころから通っていた、おじいちゃんとおばあちゃんが2人で経営する『小さな街の中華屋さん』が(たぶんコロナの影響で)ここずっとまったく人が入っていなかったので、少しの心配もあってテイクアウトでチャーハンと肉団子を買いました。

ここのいわゆる小さな街の中華屋さんは、メニューがとても多く、中華屋さんでも和の定食もカレーもあったりで、私が夜遅い時は、幼い子どもたち2人で(まるで離れの食堂のように)このお店にお世話になっていました。

とくに息子はその頃まだ保育園で、チャーハンと言えば『ここの味』という位、親しんでいました。

このお店からすこし離れた場所に引越してからも、息子は私が夜遅い時などたびたび通っていたようで。 昨日久しぶりにお店に寄ってオーダーをしたら、奥からおばちゃん(おばあちゃん)がお風呂上がりのまま出てきてくれて『これお兄ちゃんに』と。

どうやら1年前に息子が食べにきたときに、息子が大好きなこのお店のらっきょうを『新しく漬けるから、お兄ちゃんに1年後に渡すね』と約束をしていたとのこと。

きっと息子は、そんなに多くの時間をこのお店で過ごしたり、おじいちゃんやおばあちゃん達と語ったりしたわけではないのだろうと思う(たぶん2人は息子の名前も知らないのだと思う)

でも『食べる』ということから受け渡されたものや、『食べる』ということから受け取ったものが、じんわりと時間をかけて、ずっと育まれ続けてきたのだろうと、この瓶を手渡されて(時の)その重みを、感じました。

ひとが育つという過程に注がれる温かさ(母として思うその有り難さも) 『今も育まれ続けているもの』というものを
もう少し、自分の感覚で知りたいと思いました。


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2020/5/17

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