Yukiのインスタグラム(lovableraz) - 5月27日 01時17分


【大切なこと共有します】
以前お話しした「こつぶちゃん」の件で。

夜間救急へ行った時に、「飼い主として出来ること」を学んだので皆さんへ共有します。

皆さまは、「夜間救急」と聞いてなにを想像しますか?ドラマで見るような、常に最善を尽くす集団ですか?

さまざまなケースがあると思いますが、一つのケースとして、下記、頭の隅に置いていただければと思います。

この話、伝えるのが非常に難しいーー💦伝わるかな。


【大きな認識のズレ】
今回、こつぶちゃんの件で、夜間獣医と、飼い主さんの間で、こつぶちゃんの重症度の認識がずれてしまったことで、飼い主さんに大きなシコリが残りました。

治療は正しかった。
でも、獣医のインフォームが足りなかった。
獣医は伝えたつもりで、でも、飼い主さんには伝わってなかった。

同じ方向を向いて治療を行うことができないという事が起こりました。
※今回はズレの違いをわかりやすく、下記の部分のみ抜粋してます。飼い主さんが突然帰りたいと言ったわけではないのでお察しを。

飼い主さんは獣医さん話を聞いた上で、「(病院にいてもこれ以上やることはないと判断し)連れて帰る」と伝える。

それを聞いた獣医さんは「朝、必ず病院へ行ってくださいね」と承諾。

朝、別の病院に行き、そこで、「(こつぶちゃんの状態をみて)連れて帰ってきたのですか?」と驚かれる。

こつぶちゃんが亡くなった後日、夜間救急に再び行き、ゆっくりと話をした時にわかったこと。

夜間病院から、
「病院側としては、朝まで点滴をするのが最善でした。飼い主様が帰る判断をされたとき、治療を諦められたのかと思いました」
と。

飼い主さんとしては、諦めたわけでもなく、それまでの先生の説明及び説明不足から、不安になり病院にいても自宅にいても変わらないという判断に至った。

当日、夜間病院から、はっきりと「朝まで点滴をするのが最善」の説明はありませんでした。
※これが、こつぶちゃんの生命を分けたのか、そうでないのかはわかりません。ただ、飼い主としてはあの時…と思ってしまうものです。

しかし、病院側も重症度が伝わっていたという認識から、引き留めることはしなかったようです。
※このことは当事者同士話し合いは済んでおります。


【飼い主がやることは一つ】
意思をはっきり伝える。

夜間では、愛犬の症状が重ければ思いほど、飼い主は動揺しながら、初対面の獣医から病状と治療方針を聞くことになります。

また、病院側からみたら、飼い主も様々。
可哀そうだからもう治療をやめてくれという飼い主さんもいる。
それ故に、探り探るの表現や、飼い主側に判断を求める場合もある。

そんな状況から、ボタンのかけ違いが起こりやすくなります。

もちろん、獣医がしっかりと飼い主をフォローできるに越したことはありません。そうあるべき。

しかし、救急科は、やっと今度教科書に載る、新しい分野であり、これから成長するところ。そして、夜間は体力的に、若いメンバー(20代)で形成されていることも多い。
(もちろん、そうでない夜間救急もあります)

それらを考えると、今は、飼い主側がはっきりと意思を伝え、同じ方向を見て治療をしてもらうことも大切だと感じました。

愛犬と自身のためにも。


【こつぶちゃんから学んだこと】
私は、動揺してるときに、難しい話を聞いて正しい判断をする自信がない。

だから、もしラズが倒れて、夜間救急へ行くことがあるなら

「最善を尽くして欲しい」

と、まず伝えようと思います。

#こつぶちゃんの死は無駄にしないよ
#動物病院#夜間動物病院


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2020/5/27

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