佐野円香のインスタグラム(madoka_sa) - 6月15日 22時43分

大親友の様に思っていた父が亡くなりました。

貧血で入院したのは1ヶ月前。
その１週間後に病室で転倒し、頭蓋骨骨折と脳挫傷をしてしまいその20日後に、あっという間に逝ってしまいました。まだ65歳。

5月半ばまで、ほぼ毎日電話していたのに。。

あまりのスピード感にビックリでしょ
私も葬儀が終わった今でもビックリしてる。

私がレゲエを聞き始めた中学生の頃、
ボブ・マーリー、Earth, Wind & Fire、ローリン・ヒルのアルバムを私に渡し
『ブラックミュージックはルーツが大事だからここから聞きな』と言ったパパ。
好きなものをdigるともっと楽しい、と教えてくれた多趣味なパパでした。

脳挫傷の後は時々しか私のことが分からず
しかもコロナで面会が制限されていて
亡くなる3日前まで殆ど会えず、会えても数分。

容態が急変してしまった最後の3日間は個室に移り、病室に泊まらせてもらえてずっと一緒にいられたので話も出来たし悔いはないけれど、
あの時会いに行けてたら、一緒にいられたら、、、
キリがないと分かってはいるけど考えてしまう自分がいます。


コロナによる自粛生活で外出が億劫になってしまった年配の方が沢山いると聞きました。

父もキッカケはそれに近く、外に出る機会がなくなって食生活が乱れてお酒が増えてしまい
私もコロナが心配で思うように会いに行けない日々を過ごしていたら貧血で入院してしまって

そこからは本当に、本当にあっという間でした。

だからあれだけお酒控えてよって言ったのに。も〜何やってるのパパ。



みんな、大事な人とはちゃんと連絡取ってね。

『大丈夫』って言ってても強がってることもあるよ。たまには一歩踏み込んで話聞いてあげてね。


そして、何より私のような思いは他の誰にもして欲しくないです。

入院してる父に会いたくても"今はコロナが…"と
言われて看護婦さんと着替えの受渡ししか出来ず、父に会えませんでした。
父がいる病室は見えてるのに…。

寂しくないかな、1人で心細くないかな…と思うと本当にやり切れない気持ちでした。

感染者がまた増えはじめている東京。
こうすれば減る、なんて事は私には分かりません。でも他人事にせずに過ごすことにきっと意味があるよね。
もううんざりだよね、分かる。私も一緒だ。
でも、あと少しだけ、、。

もしかしたら少し悲しい気持ちにさせてしまったかもしれないです。

そして心配させてしまっていたらごめんね、ありがとう。

今は私は父の身の回りの整理など、想像以上に
やらなきゃいけないことが山積みでドタバタしていて、ホッとしている暇もなくて意外にも元気にしているので安心してね😊

そして、私には可愛いまるちゃんとでっかいおじさんがついています☺️


長くなっちゃったな、ごめん、鬱陶しいね😅
簡潔にまとめたかったけど、まとまらなかったな〜

ともかく、仕事でまたお会いできたとき、コロナがおさまって会えた時はいつも通り仲良くしてください！☺️

みんなや、みんなの大事な人たちが、元気な毎日を送っていますように😊

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