eclat.magazineのインスタグラム(eclat.magazine) - 6月21日 17時27分

そろそろ旅気分も湧いてくるころでしょうか。「在来線の車窓から」の第3回は、過去に撮影した写真でお送りします。

場所は滋賀県北部、近江塩津〜永原間。湖西線へ入る上り列車が近江塩津駅を過ぎてすぐさしかかる、高架からの眺めです。

これは、時刻表の路線図にも載っている敦賀〜新疋田のループ線を経て、さらに新疋田〜近江塩津のトンネルを抜けた後に開ける景色なので、ちょっとしたご褒美感が得られます。

できれば、眼下の田んぼの水面に空が映る、代かき後から早苗の頃の晴れの日が好ましいですね。雪深い地域なので、雪の積もった冬晴れの日も綺麗です。

琵琶湖の奥に覗くかわいい山は、山本山。この山がこれほどまどかな稜線を描くのはおそらく塩津周辺だけ。はるかな昔から、山越えを終えた人々を労ってきたに違いない、ホッとする眺めです。
（編集B）
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