kainatsuのインスタグラム(natsugram_life) - 7月6日 00時20分
高校時代、マラソン大会で走るときはスタートダッシュもラストスパートもしなかった。
最初から最後までずーっと同じテンポで走り切るタイプで、結果は全校生徒で17位とかだった。
ベスト10入りすらしてないんだから、とりたてて誰かに褒められることもない。友達と順位を見せ合うこともしない。ただコツコツ止まらず走り続けてまぁまぁ早くゴール出来たことを自分だけが知っていて、小さな充足感と達成感を胸に静かに抱いていた。
時々、そのエピソードはまるで私そのものを表しているなと思う。
マラソンやかけっこの首位やリレーのアンカーのような華々しい存在として注目を浴びたことはない。そうなりたくてガツガツがむしゃらに頑張ったことも正直ないかも。
はたから見れば涼しい顔でマイペースを貫いてるように見えるかもしれない。
コツコツとひたすらに同じスピードで走り続けるスタイルでここまできたけど、それが正解かは分からない。でもそれしか自分にはできないのだ。
人生は12kmコースを走ってゴールを目指した学生時代のマラソン大会とは違う。もっともっと果てしのないゴールの見えない長距離走。
それでもたまにはスタートダッシュとかラストスパートとかしろよって思う。それやんなきゃ目立たないよって。
でも自分にはこれしか出来ないなら、とことんコツコツと、とことんタフに生きてやろう。そこを究めてみよう。そしたらいつか胸をはれるかも。
そして今はまだ胸ははれないけど、でもほんのたまには、このタフさを時々自分で褒めて伸ばしてあげるようにしよう。
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2020/7/6