eclat.magazineのインスタグラム(eclat.magazine) - 8月17日 17時35分
「いやあ、九段下交番は夏の夕方4時台に限りますなあ〜」という方が、きっと世の中に何人かはいらっしゃるはず。
印象派のモネの連作もそのような光の効果を追ったものでありまして、『エクラ』9月号では、ポーラ美術館の『睡蓮の池』と、現在、上野で公開中のロンドン・ナショナル・ギャラリーの『睡蓮の池』などを比べております。
『ロンドン・ナショナル・ギャラリー展』(〜10/18、入場は日時指定予約制、国立西洋美術館)には、もうひとつ睡蓮が登場する作品がありました。それが写真3枚目。オランダ風景画の名手、ロイスダールの『城の廃墟と教会のある風景』です。
全図からすれば、インチキみたいな部分拡大(※城壁が池に映るあたり)。しかし、モネの睡蓮の連作も、視野のごく一部を切り出すようにして描かれていることを忘れてはなりません。
モネが誇った水の庭も、そのまま絵にすると余計なものだらけ。描く対象を限定し、それを大きく描くことであの瞑想的な画面に至り、そこからオランジュリーの大装飾画へと発展させることができたのだろうと思います。
というようなことを本誌に入れる余裕がありませんでした😅
(編集B ※3月の内覧会で撮影)
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2020/8/17