DJ AIKO 62のインスタグラム(djaiko62) - 8月26日 17時44分

京都国立博物館で開催中の「西国三十三所　草創一三〇〇年記念　特別展　聖地をたずねて　西国三十三所の信仰と至宝」を見てきました。

観音様の彫刻がたくさん見られる！とワクワク。トラりんチャンネルで予習もして向かいました。

草創一三〇〇年とあるように、奈良時代のことです。仮死状態となった大和国長谷寺の徳道上人は閻魔大王のもとへ。閻魔様は巡礼の功徳を広めるように告げて33の宝印を授けたそう。蘇った上人はその宝印を33ヶ所の寺院に配り、巡礼を広めようとしました。すぐには広まらなかったのですが、平安時代に花山法皇が復興しました。

実際に全てを巡ろうとすると約1000キロ！歩いて数ヶ月かかります。
そんな33ヶ所の至宝が京都国立博物館に集結。とてもありがたい機会なのです。

会釈をしたり、軽く手を合わせたりしながら見ている人も多かったです。

2章で見られる「地獄のすがた」はそれはそれは苦しいもの。切実に救いを願い、観音様へ祈りました。
西国三十三所の成り立ちやゆかりのある人物の紹介や曼荼羅、観音様の彫刻や至宝など、なかなかのボリュームでした。途中ちょっと展示室外のソファに腰掛けてしまったくらい。

コロナの収束はもちろん、個人的にしんどいこともあれこれ思いながら、本当に西国三十三所を巡りながらお願いして巡礼している気持ちにもなりました。

暑さもコロナも厳しい中ですが、美術館巡りなら私はオッケーと考えます。心が整う感覚をぜひ味わいにお出かけください。

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