ピープルツリー公式アカウントのインスタグラム(peopletreejp) - 9月30日 21時21分
9月も本日最終日。
オーガニックセプテンバーも一区切りとなりますね。
今日はピープルツリーのアンバサダーであり、エシカルファッションプランナーの鎌田安里紗さんから届いたメッセージをご紹介します。
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みなさんこんにちは。
5年前から、自宅のベランダでコットンを育てるようになりました。
毎年5月に種を播き、7月頃に花が咲き、実が膨らんでしばらく待って、気温が下がる11月頃、実が弾けて中からフワフワの綿が現れます。
種から育って綿になる、この当たり前の事実がこんなに不思議で愛おしいとは、やってみるまで分かりませんでした。
この面白さを共有したく、3年前から「服のたね」というプロジェクトをスタートし、毎年約50名のメンバーで、それぞれに自宅でコットンを育てています。
収穫した綿は集めて紡績工場さんへ。
国外で育てられたオーガニックコットンとブレンドし、糸を紡いでもらいます。その後生地を織り、染め、みんなで考えたデザインで服を作ります。
驚くのは、都会のマンションの小さなベランダにも毎年しっかり虫がやってくること。
何かの幼虫、小さな虫から大きな虫まで。
カーテンを開けて、葉っぱが食べられていた時のなんとも悔しい気持ちといったら。
すぐにでも薬で撃退!と思ってしまうけれど、ここはオーガニックにいきたいもの。
ティッシュでそっと捕まえて逃したり、お酢を薄めてスプレーしたり。
なんとか小さなベランダの、小さなプランターの、少しのコットンを守るのです。
広い畑で、たくさんのコットンを育てる農家さんの労力はいかなるものか。
「オーガニックが広がらない」というけれど、その手間や、収穫が安定しなくなる不安を考えるととてもチャレンジングなことだと分かります。
けれど、農薬を使い続けることによって健康や自然環境に大きな影響があることも確か。
だからこそ、オーガニックにこだわってチャレンジを続ける農家さんや、ブランドさんを心から尊敬します。
未来に向けたアクションを、先頭に立って進めてくれている作り手さん達に、感謝と共感の気持ちを届けたい。
その一つの手段がお買い物だと思うのです。
着るものや食べるもの暮らしの中で使うもの。誰がどんな風につくったものを選ぶのか。
今日はオーガニックセプテンバーさいごの日。
改めてものの選び方を考えてみる機会にしませんか?
鎌田 安里紗
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「オーガニックセプテンバー」とは?
オーガニック製品とオーガニック農業のすばらしさをより多くの人に伝えるための「オーガニックセプテンバー」。
2012年にオーガニック先進国のイギリスで最大の認証機関であるSoil Association(ソイルアソシエーション)が呼びかけて始まったこのキャンペーン、今ではオーガニック関連のイベントでヨーロッパ最大級のムーブメントになりました。
環境汚染が引き起こす気候変動や野生動物の減少、水の問題など、さまざま危機を実感し、地球規模での変化が求められているいま、この1か月が世界中の人たちの新しい発見や小さな変化のきっかけになって、毎日の暮らしにオーガニックが増えていったら、もっと社会は変わっていきます。
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2020/9/30