WWDジャパンのインスタグラム(wwd_jp) - 10月8日 00時54分
デジタルFW取材:インスタグラムなどで発表されたティザーにはロミー・シュナイダー(Romy Schneider)、アンナ・カリーナ(Anna Karina)、そしてジャンヌ・モロー(Jeanne Moreau)ら、ハリウッドで活躍した往年のフランス人女優がたくさん出てきていたので、ショー会場の大きくて真っ白な「CHANEL」のボードを見て納得。ハリウッドの世界とパリが出会った、まさにそんなイメージのショーでした。
着想源の1つは、そんな女優がフォトコール、カメラマンに囲まれてフラッシュを浴びる瞬間の姿。美しいドレスに身をまとっているけれど、やっぱり緊張して、ちょっぴりぎこちない。そんな生身の姿が美しいと感じたそうです。
スカートの丈が短く、素足を見せるあたりも60年代の女優風。ヴィルジニー ・ヴィアール(Virginie Viard)がファッション・コレクション・アーティスティック・ディレクターに就任してから「シャネル」の服はぐっと親しみやすく、リラックスしたものになりました。フィナーレの先頭で見せたライダースジャケットが象徴的。ライダースだけどゆったり目で、ざっくり羽織れる感じ。これまでの「シャネル」にはなかったムードです。
ブラックやエクリュ、ホワイトに、ペールからショッキングまでのピンクを合わせるカラーコンビネーションが新鮮ですね。しかもピンクのセットアップにブラックやグレーのインナーを合わせるコーディネイトから、ブラックとピンクの糸をミックしたツイードまで、色の合わせ方が多面的です。ココ・シャネル(Coco Chanel)やカール・ラガーフェルド(Karl Lagerfeld)の遺産を継承しながら歩みを進める、ヴィルジニーの重責と決意を象徴しているように感じました。そして、その決意をとってもポップに表現しているのが、今っぽいなぁとも。
全ルックは @WWDジャパン のプロフィールのリンクから
#シャネル #CHANEL #CHANELspringsummer #VirginieViard
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2020/10/8