中江有里さんのインスタグラム写真 - (中江有里Instagram)「月刊『PHP』11月号 企画「心に残る 父のこと母のこと」に寄稿しました。  エッセイ執筆の前の八月頭、帰阪し母に会いました。 一目見て「今日、明日にでも逝ってしまうかもしれない」と思いました。 東京に戻ってから、いくつか書かねばならない原稿のうちに今回のエッセイも含まれており、次に帰阪するまでの6日間、ひたすら書きました。 だけど母のことをテーマにしたこの原稿だけはなかなか筆が進まなかった。 たった1000文字の短い原稿なのに。 これまで何度も母のことを書いてきたはずなのに。 書けない苦しさと、母がいなくなる不安に襲われて、気づけばPCの前で泣いていました。  帰阪の日になんとかエッセイ原稿を提出することができました。 母はわたしと妹が来るのを待っていてくれて、少しだけ話すこともできました。 心で別れを告げて東京へ戻った翌日、母は他界しました。  昨日、ようやく掲載誌を読みました。  自分の感情が必要以上に出てしまってないかと心配してましたが、大丈夫でした。 あの時に書いた自分を、ほんの少しだけ褒めてあげたいです。 エッセイの中の母は、まだ生きている。 時間は止められないけど、思い出はエッセイという形で留められます。 笑顔の母を思い返しました。」10月14日 2時32分 - yurinbow1226

中江有里のインスタグラム(yurinbow1226) - 10月14日 02時32分


月刊『PHP』11月号 企画「心に残る 父のこと母のこと」に寄稿しました。

エッセイ執筆の前の八月頭、帰阪し母に会いました。
一目見て「今日、明日にでも逝ってしまうかもしれない」と思いました。
東京に戻ってから、いくつか書かねばならない原稿のうちに今回のエッセイも含まれており、次に帰阪するまでの6日間、ひたすら書きました。
だけど母のことをテーマにしたこの原稿だけはなかなか筆が進まなかった。
たった1000文字の短い原稿なのに。
これまで何度も母のことを書いてきたはずなのに。
書けない苦しさと、母がいなくなる不安に襲われて、気づけばPCの前で泣いていました。

帰阪の日になんとかエッセイ原稿を提出することができました。
母はわたしと妹が来るのを待っていてくれて、少しだけ話すこともできました。
心で別れを告げて東京へ戻った翌日、母は他界しました。

昨日、ようやく掲載誌を読みました。

自分の感情が必要以上に出てしまってないかと心配してましたが、大丈夫でした。
あの時に書いた自分を、ほんの少しだけ褒めてあげたいです。
エッセイの中の母は、まだ生きている。
時間は止められないけど、思い出はエッセイという形で留められます。
笑顔の母を思い返しました。


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2020/10/14

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