簑島宏美のインスタグラム(hiromiminoshima) - 10月31日 11時15分

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悲しいお話になります。
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9月末にハウルのお腹の調子が良くなかったので、すぐに動物病院を受診しました。
その日は季節性のものだろうということでお薬をいただきましたが、やはりいつもと何か様子が違うと思い、セカンドオピニオンを受診しました。

そこでエコー、血液検査、レントゲン、針生検をしたところ、リンパ腫の疑いがありますと先生から告げられました。
リンパ腫は、血液の癌。
手術が不可能な癌です。完治することもありません。

10月に入り、一時は進行の遅い癌なのではということで投薬治療を始めておりましたが、先日受けた二度目の針生検の結果、残念ながら低分化型、進行の早い癌ということでしたので、昨日より注射による抗がん剤治療を開始することになりました。

抗がん剤をしなければ1〜2ヶ月の命。
ですが、抗がん剤が効けばまた元気になり、普段の生活を維持することもできるということでしたので、ハウルの生命力と、奇跡を信じ、抗がん剤を受ける選択をしました。

10月は、ハウルの通院のたびに涙し、絶対にこの子を守ると心に誓い、前向きにならねばと気持ちを奮い立たせて病院へ行くも、さらに悪い結果を伝えられてしまいまた涙する…の繰り返しでした。

それでも、ハウルはお散歩へ行きたがり、食事の好みはだいぶ絞られましたが、一生懸命食べようとしてくれます。
私が涙するたびに横でぴょんぴょんと元気な姿を見せようとしてくれて、変わらず息子の横で眠ってくれます。

抗がん剤の効き目は個体差が大きいですが、ハウルは発見が早く、治療に耐えられる体力もあるので、頑張っていきましょうと、待合室で泣き崩れる私に、先生が励ましの言葉をくださいました。
私もとても辛いですが、なにより1番辛いのはハウルです。
この先、ハウルがあまりにも苦しく、辛いようなら治療を辞めて、可能な限りハウルが苦しまない方法も選ばなければならないこともあります。
とにかく今は、ハウルが少しでも安心して穏やかに過ごせるように、精一杯ハウルと、ハウルの癌と向き合っていこうと思います。

まだ8歳。ハウルが待ち望んでいた息子も生まれたばかりで、これから家族で楽しいことが沢山あるのだから…ハウル、癌になんかに負けずに立ち向かっていこう。
何度も里親さんの元を転々として、ようやく私のもとへ来てくれたガッツがあるのだから、今度もその持ち前のガッツで乗り切ろうね。

インスタグラムにこのことを書くか迷いましたが、いつもハウルを可愛がってくださる方々が沢山いらっしゃるので、ご報告をさせて頂きました。

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