谷口崇のインスタグラム(sweetbabytt) - 11月2日 04時18分


中村憲剛というひとりのサッカー選手が引退を発表しました。2006年の開幕戦を観に行って以来、14という数字は特別な数字になりました。36歳でJリーグMVP、37歳で初優勝、38歳で連覇、39歳でルヴァン杯を獲った後に大怪我、そのまま引退かと不安がよぎったけど、今年執念のカムバックを果たし、40歳のバースデーゴールでチームを勝利に導いた次の日に引退発表。この5年でとんでもない景色を見せてくれました。今年のチームはJリーグ史上最強のチームとして名を刻むでしょう。でもね、俺は最初の10年、シルバーコレクターと揶揄され、悔しい思いを重ね続けた10年が、今はとても懐かしくて愛おしいんです。「憲剛とタイトルを獲りたい」と願い続けた10年。何度も何度もタイトルにあと一歩のところで勝てなかった。あの悔しさが、今、恋しい。

2009年最終節で首位アントラーズが負ければ初優勝というようなシチュエーションで、等々力陸上競技場で行われたパブリックビューイングに参加しました。フロンターレはアウェイで柏レイソルに勝ったけど、結局鹿島が浦和に勝って優勝。その日だか次の日だかちょっと思い出せないけど、書いた曲が「先頭を走る日」でした。

先頭を走る日

気持ちは折れなかった
それでも勝てなかった
今はただ 悔しくて 悔しくて
膝をついた

願いは届かなかった
奇跡は起きなかった
最後まで あきらめず あきらめず
声を送った

今日という日はいつでも
人生の先頭を走る日

明日もそう 明後日もそう
いつも先頭を走る日

今までそうしてきたように
顔上げて 前を向いて走る

風を受けて 新しい風 受けて
先頭を走る日

今日という日はいつでも
人生の先頭を走る日

「憲剛とタイトルを獲りたい」そう願いながら過ごした10年間、そして念願の初優勝。あの日幸運にも等々力にいれたこと。あの景色を一緒に見れたこと。その後のチームの成長、躍進。ほんとにたくさんの素晴らしい景色をありがとう。何より、とにかく、うちのサッカーは観てて楽しかった。今年はまた怖いくらいに強いけど、同じくらい楽しい。フロンターレじゃなかったら、中村憲剛じゃなかったら、ここまでサッカーを好きになってないと思います。残り2ヶ月。夢の最後までつきあいたい。GO, KENGO。偉大なる川崎のバンディエラ。いつか指揮官として戻ってくるのを楽しみにしてます。

#ケンゴありがとう
#OnefourKengo
#中村憲剛
#川崎フロンターレ
#谷口崇
#谷口崇高い声


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2020/11/2

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