偕成社のインスタグラム(kaiseisha_pr) - 11月11日 11時00分

【11月の新刊】若者の姿を通して現代のアメリカ社会の実相を描くYA小説『卒業旅行』

シングルマザーの母親の仕事の都合で、中2のときに渡米したナナ。高校生活は4人の仲間とバンドを組んで、演奏に明け暮れます。
その後、日本の大学に入学を決めたナナは、4人と卒業旅行を企画しますが、旅行前に一時帰国して日本にいる時、ある事件がおきて、計画は中止となってしまいました。

それから1年半。事件のくわしい事情を知らされていないままのナナは、いまだ果たせていない卒業旅行を実現するため、再びアメリカに向かい、バンド仲間一人一人を訪ね歩くのですが……。

著者は、長くアメリカで暮らし、原爆の是非を討論する高校生たちを描いた『ある晴れた夏の朝』で、小学館児童出版文化賞ほか多数の賞を受賞した、小手鞠るいさん。
ナナとバンド仲間たちの交流が描かれるのと並行し、性的少数者への差別や、銃社会、死刑制度に対する考え方など、社会問題が随所に散りばめられ、深く考えさせられる一冊です。
アメリカらしい情景描写にも、注目してみてくださいね。

#卒業旅行 #YA #ヤングアダルト #YA小説 #小手鞠るい #ある晴れた夏の朝 #アメリカ #社会問題 #偕成社 #kaiseisha #公式アカウント #絵本 #児童書 #読み物 #児童文学 #小説

[BIHAKUEN]UVシールド(UVShield)

>> 飲む日焼け止め！「UVシールド」を購入する