フジテレビジョン 人事部のインスタグラム(fujitv_jinji) - 12月9日 19時14分

【美術制作局 邨山直也】２００６年入社

デザイナーとして入社後、アシスタント時代は『僕らの音楽』『MUSIC FAIR』など当時の音楽番組をメインに担当。
独立してからは『Love Music』『ノンストップ！』『S-PARK』『アウトデラックス』などのバラエティや音楽番組のセットデザインを担当。

高校を卒業してからは、ジブリが好きだったのでアニメの専門学校に行きました。その後、平面だけじゃなくて立体的な感覚の武器もつけようと思い、大学時代は多摩美の彫刻学科で勉強をしていました。

彫刻は、触れられて、存在するものを作れる唯一の美術です。
場所を想像して、作品を実際に置いたところまで想像する…
"彫刻を作る" のではなく、"空間を彫刻する" という意識でいたので
ある種、今の仕事 "空間デザイン" と似たようなものがあったのかもしれません。

美術デザイナーとしてやりがいを感じる瞬間は三回あります。
まず、一つ目は番組のディレクターが自分が作ったセットを初めて見た時。打ち合わせした仲間がどんな反応をしてくれるのか、ワクワクします。

二つ目は演者さんがセットの中に入った時。
演者さんをより際立てて、演出する空間を作っているので、その瞬間は身が引き締まる思いです。セットは演者さんが入って完成します。

三つ目は放送された時。みんなで作った番組が全国に届くのはこの上ない喜びです。

何か、新しい発想を生むためには
学生のうちに当たり前だと思っていることを、一旦全て疑ってみることが大切です。

もし、こうじゃなかったら…と考える力をつけると、新しいものを生み出すことができます。

「もしこの部屋が四角くなかったら…」「天井がなかったら…」

日常にあるものを、斜めの方向から考えて想像してみてください。

ぜひフジテレビでお待ちしてます。

次は、ノンストップの初代MC 山﨑にバトンを渡します！

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