C CHANNEL-Beautyさんのインスタグラム写真 - (C CHANNEL-BeautyInstagram)「スワイプしてね▶︎▶︎ ピルのメリット・デメリット💊 . 💖Follow me👉 @cchannel_beauty 🎵 💋Check👉 @cchannel_girls 🎶 . ◼️ピルとは何でしょうか。 A：ピルとはエストロゲンとプロゲステロンの合剤です。エストロゲンとプロゲステロンは卵巣から分泌されているホルモンのことで生理周期に応じて分泌量が変動します。 1900～1950年頃、妊娠中に排卵現象がないことから、プロゲステロンに排卵抑制効果のあることが分かりプロゲスチン製剤が避妊薬として開発されました。さらに避妊効果を高めるためにエストロゲンが配合されるようになりました。これにより予期しない妊娠は劇的に減少し女性のQOL(生活の質)向上につながりました。一方1970年代になりピル内服による肝障害や血栓症（血液の塊が血管内に詰まる病気）などの副作用が問題視され、その発生がエストロゲン投与量と関係することがわかり、海外ではエストロゲン含有量を抑えた低用量ピルが開発されました。日本では約30年遅れて1999年に承認されました。ピルは避妊効果以外に、月経痛改善、月経量減少、PMS(月経前の不快な症状)の症状改善、肌荒れ・多毛症改善、卵巣がん・子宮体がんのリスク低下などの副効用が数多くあり、2008年から月経困難症の治療薬として保険収載されました。エストロゲン含有量により中用量、低用量、超低用量ピルがあります。現在では避妊目的のほかに、月経困難症、過多月経、月経不順、PMS、肌荒れなどの治療目的で低用量ピルが処方されています。また、月経をずらす目的で中用量ピル、性交直後の緊急避難的に用いるアフターピルがあります。 . . ◼️ピル服用することのメリットとデメリットを教えてください A：《メリット》排卵しなくなるので避妊の効果があります。ピルを飲み忘れなくきちんと服用した場合、99.7％の避妊効果があります。その他には、月経不順の改善、過多月経の改善、PMS（月経前症候群）、その重症型であるPMDD（月経前不快気分障害）の改善、肌荒れの改善、月経痛、排卵痛の緩和などの効果があります。また、子宮体がん、卵巣がんのリスクを下げる効果があることもわかっています。その他に、連続内服が可能なピルでは、次回の月経予定を移動させることができるため、試合や旅行、試験などの大事な予定に月経が被らないように調整することができます。自分のスケジュールに合わせて月経を調整できるので海外の女性アスリートにピルは浸透しています。 . 《デメリット》排卵しなくなるので今すぐ妊娠希望のある方、妊娠・授乳中の方は飲めません。避妊効果に優れていても、コンドームを使用しない性交により性感染症(クラミジア、淋菌など)になる確率は増加します。性感染症予防のためにはコンドームを使用した性交を心がけましょう。飲み始めの副作用としては気分不良や倦怠感、頭痛、不正出血などがあります。これらの症状は１週間から１か月程度で軽快することがほとんどです。重度の合併症として、頻度としては一万人に3〜9人ですが血栓症の発症リスクがあることです。通常の血栓症リスクは一万人に1〜5人ですので、ピル内服によりリスクがやや増加しています。(ただし妊娠中の血栓症リスクが一万人に5〜20人よりも低いです。) 血栓症の症状としては足の腫れや痛み、強い頭痛、視力障碍、手足のまひ、強い胸の痛み、呼吸困難などがあります。 . . ◼️値段はいくらくらいでしょうか。 A：月経困難症や子宮内膜症の治療としてのピル内服は保険適用となります。 3割負担の通常の保険であれば製品の種類にもよりますが、1シート（1か月分）あたり約1000〜2500円となります。そのほかの目的でピル内服は自費となりますので、クリニックにより値段が異なります。1シート（1か月分）あたり1500〜3000円くらいで処方されることが多いようです。月経日をずらすためのピルでは内服期間により値段が変化しますが、1500〜4000円くらいです。緊急避妊用のピル、いわゆるアフターピルでは、 ①レボノルゲストレル1.5mg単剤内服　 ②12時間あけて中用量ピルを２錠ずつ内服の二通りがあります。妊娠阻止率が高く吐き気、嘔吐、頭痛、腹痛などの副作用が少ないのが①レボノルゲストレル1.5mg単剤内服で、標準的な方法として推奨されています。 ①レボノルゲストレル1.5mg単剤内服は、8000〜15000円くらい、 ②12時間あけて中用量ピルを２錠ずつ内服は、5000円前後です。 . 続きはリプライへ▶︎▶︎ . . 【監修】直レディースクリニック（https://nao-ladies.com/）院長　竹村直也 . 学歴；　2000年　神戸大学医学部卒業　職歴；　神戸大学附属病院産科婦人科助教を経て淀川キリスト教病院産婦人科部長現職；　直レディースクリニック(https://nao-ladies.com/) 院長資格；　医学博士　産婦人科専門医　母体保護法指定医」12月12日 17時51分