林家あずみのインスタグラム(kurohime424) - 12月30日 15時31分


先日、暮れのご挨拶で長唄の杵屋長桂之師匠に会いに行きました😃❤️94歳お元気で嬉しいです✨コロナで夏に会いに行けず今年初めてお顔見てお話し出来てホッとしました😊✨飼い猫のバリちゃんにも会えました😍❤️オシャレな前髪も健在でした😂💕💕
そして、3枚目、4枚目の写真は、大好きなグレムリン グッズ😍❤️
クリスマスにボストンテリアのツナちゃんママからプレゼントで頂いた物と、自分にクリスマスプレゼントで買った物😆💕可愛い❤️

長くなるから書くか心に止めるか迷いましたが、やはり、書く事にしました。ここからはさほど楽しくない内容ですので、読んで頂かなくて大丈夫です🤩🙏💦

『こんな事を書かれているから、直せるなら直した方が良いよ』と言われました。

何を書かれたかといいますと、

『林家あずみは入門11年にもなるのにちっとも上達してない。唄や三味線が下手なのは兎も角、番組が押しているのに、主任の前で15分も平気で演じるのは寄席芸人として非常識ではないか?たい平師匠はいったい何を教えているのかと、疑問に思う』

との事でした😅唄と三味線が、下手くそなのは、本当にごめんなさい🙏💦自分でもそう思います🙏稽古しています。でも、下手くそでごめんなさい。頑張ります。

ただ、もう、どうにもならないのが、持ち時間です。これを言われても、私にはどうする事も出来ません。

寄席に出る芸人で、落語以外の芸をする芸人を『色物』いろもの。と言います。

色物の寄席での大きな役割のひとつに、時間調整という役割があります。

皆、約15分の持ち時間がありますが、少しづつ伸びて時間が押してきてしまうのを、色物が伸びた時間を自分の持ち時間から削り、元の時間に戻すのが、寄席での大切な色物の役割です。

ですので、自分の直前の方が3分こぼして下りて来られたら、自分の持ち時間から3分削り、12分の高座で、次の師匠にお渡しします。

高座に上がる直前まで何分やっていいかは、毎回分かりません。自分の出囃子が鳴ってる時に即座に頭の中でネタや唄をパズルの様に組み変えて、本来の時間ぴったりになる様に変更します。そして、いざ、お客様の前で話始めた時にお客様の反応をみながら、更にネタと唄を変えていきます。そして、ぴったりの本来の時間に戻してお次にお渡しする事をとても大切にしています。いや、かなり、それを大切にしています。

自分の出囃子が鳴ってる時に『お先勉強させていただきます』と楽屋にいらっしゃる師匠方に挨拶をしてから高座に上がるのですが、

その際に、お後の師匠から
『時間押してるけど、しっかり15分おやりなさいね』や、

『今日は、やりたい噺が少し短いけども、まくらをあまり喋らずに落語に入りたいから、長めにやってほしい』や

『腰が痛くて調子が悪いから、時間押してるけど15分やってきてね』
などのお言葉を頂くと、15分やったり、時には15分より長く高座を努めます。

色物は、短くしたり、長くしたり、する事の高座時間を自分では決められません。何も師匠方から言われなければ、時間をしっかり削り元の時間に戻してお渡ししますし、長くやってねと言われればその通りにします。

このような、事は、お客様には、知ったこっちゃ無い事情なので、
時間が押しているのに色物が15分やってたら、さっさと下りて、とりの師匠に渡しなさいよと、不愉快になる人もいて当然だと、ちゃんと、理解出来ます。

しかし、我々、色物は、自分で勝手に高座時間を好きに変える事は不可能なのも、知って頂きたく、長々と失礼いたしました。

長く観られて徳したと思ってもらえるような芸が出来るようになれば、お客様をこの様な気持ちにさせずに済みますので、一生懸命に芸を磨きます。

ですので、少し長くやっていたとしても、私の意思ではない事だけ、心の片隅に入れていただけるとありがたいです😅🙏🙏🙏🙏🙏

#林家あずみ
#グレムリン
#色物
#三味線漫談


[BIHAKUEN]UVシールド(UVShield)

>> 飲む日焼け止め!「UVシールド」を購入する

243

30

2020/12/30

林家あずみを見た方におすすめの有名人