中川政七商店のインスタグラム(nakagawamasa7) - 1月21日 20時19分
「デザイナーが話したくなる #麻デニムパンツ」
そういえば、なぜ、麻だけのデニムはなかったのか?
麻織物で創業し、その素材のよさを知るわたしたちだからこそ、生まれた商品があります。
今日は、デザイナーが話したくなる「麻デニムパンツ」のお話です。
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「デニムの定番は厚みのある生地です。
一方で麻糸は柔軟性がなく、糸にフシがあったり太さにムラがあるため、なかなか目を詰めて織れません。 扱いの難しい素材なんです。
織るスピードもゆっくりにしなければいけないから、 大量生産にも向きません。
だからこそ、綿のようにしっかりした生地感の麻のデニムは、今までなかなか世の中になかったんですよね。」
しかしながら麻生地は、吸水、吸湿、速乾性に優れているのが魅力。
さらに綿には無い光沢感も、麻生地の特長。
もし、麻だけのデニムが実現できれば、夏場のように汗をかきやすいシーズンでも、 さらりと着られるものが出来上がると考えました。
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そんな折デザイナーの河田が出会ったのが、明治30年に創業以来、滋賀県の近江湖東産地で、4代に渡って麻を織り続ける「林与」さんでした。
麻のデニム生地を織っているのは「シャトル織機」という織機。
糸を織物にするための機械(織機)の中でも古くから使われていたシャトル織機は、
現代的な織機に比べてスピードが遅く、生産性の観点では劣ります。
いずれ時代の波に消える機械となるはずでしたが、
その「ゆっくり」とした動作こそが、切れやすい麻の糸とも相性が良く、目を詰めて丈夫に織ることができるんです。
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実際に履くと、通常のデニムとの違いはすぐにわかります。
軽くてやわらかながら、しっかりとした厚みもある。
ほどよい「ワーク感」あるシルエットやデニムとしての安心感もありつつ
さらっとした肌触りは、大人に嬉しい履き心地。
最初からやわらかくて、くたっとした生地感がこなれた感じを醸し出してくれます。
最近デニムを履かなくなったなという、大人の方にも履いてほしい1本です。
▶麻デニムパンツ(白・インディゴ/M・L)/各¥23,100
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2021/1/21