三井智映子のインスタグラム(chiekomitsui) - 2月7日 18時50分
先週の相場の振り返りです。
先週の米市場は大きく反発。
その前の週の急落の原因となったロビンフッダーなどの個人投資家による、ヘッジファンドに対してのショート・スクイーズでの攻撃などの金融市場の投機的な売買懸念が後退していることから、今週は大きく上昇しました。(※詳しくは末尾で)
週末5日のダウは、前日比92ドル38セント高の3万1148ドル24セントと5日続伸。
ナスダックは前日比78.553ポイント高の1万3856.296、S&P500も前日比15.09ポイント高の3886.83とともに連日で過去最高値を更新。
米上院下院で、バイデン新政権による新型コロナウイルス追加経済対策の予算決議がそれぞれ可決したと報じられたことが好感されたほか、
1月米雇用統計の結果が、失業率が予想6.7%→結果6.3%非農業部門雇用者数が予想5.0万人増→4.9万人増と冴えない結果となり、新型コロナウィルスの影響から経済対策が引き続き必要であることが示されたことも買い安心感として捉えられた模様です。
また米小型株指数であるラッセル2000が週間で7.7%上昇していることにも注目です。
(YouTubeでお伝えしましたので、よろしければ三井智映子で検索してみてください。)
日本市場では5日の日経平均株価が前日比437円24銭高の2万8779円19銭と急反発。TOPIXは、25.83ポイント高の1890.95と昨年来高値を更新しました。
先週末のダウは上昇したものの、短期的な過熱感からか利益確定売りも出ており、ナスダックとS&P500も週間では今年最大の上昇率で連日で過去最高値を更新していることで、利確売りが意識されるのか高値を追っていくのかは見極めたいところでしょうか。
※ロビンフッダーというのは、コロナ禍での在宅の際に若者たちを中心に激増した、米ロビンフッド証券のスマホでうアプリで売買取引をする投資家を指します。テスラなどの上昇はロビンフッダーの取引が大きな要因だとも言われているようです。
そのロビンフッダーなどの、SNSのレディット(Reddit)の中の掲示板で情報のやり取りをして投資判断をしている個人投資家ですが、米ゲーム専門店であるゲームストップの株価を今年だけで実に1500倍以上に押し上げるなどの結束力とエネルギーを持っており、
「大手ヘッジファンドがゲームストップを大量にショートしている」という情報を元に巨額のオプション購入をして、ヘッジファンドに対してショート・スクイーズで攻撃した (ロビンフッドが28日に一部の銘柄を取引制限をしたものの、29日にそれが限定的に緩和されたことで、ゲームストップなどへの買いが復活した)ことから金融市場の混乱・懸念に繋がっていましたが、先週はその懸念が後退した形です。
では、明日からの相場でも、よろしくお願い致します!
この写真の撮影の話は、また改めてお伝えしますね!
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2021/2/7