中井智彦さんのインスタグラム写真 - (中井智彦Instagram)「中井智彦の「ミュージカル・トレインなかい号」Vol.5③ 【愛を感じるミュージカルナンバー3選】 ★最後の停車駅は「Suddenly Seymour」こちらは、前回のミュージカル・トレインなかい号でご紹介した「リトル・ショップ・オブ・ホラーズ」のナンバーです。冴えない青年シーモアが、泣いているオードリーを慰め、二人が心を通い合わせる曲なのですが、まず、歌詞がとても良い。自分に価値が無いと思っている自信の無い二人が、そんなことない、そんなことないよ、って、お互い一生懸命に伝え合うんです。「愛してる」とか、そういうことは全然言わないんですけど、それがシーモアのキャラクターにぴったりで、リアルで、愛おしいんです。ミュージカルに出てくる人達って、当然のように愛を伝えたりしていますけど、実際は、誰もが上を向いて歩いている訳じゃないし、愛を伝えるというのは、本当はとても難しいことですよね。このデュエットは、すごく等身大で、人間臭くて、完璧じゃない二人の愛が形になっていく。それって、こんなに素敵なんだ！と思わせてくれるんです。音楽的にも、男性と女性が地声で渡り合える一番良い音域で、絶妙なシャウト感があり、メロディも見事に溶け合った、奇跡のような一曲だと思います。アラン・メンケンの楽曲の中でも、僕はこの曲が一番好きで、前奏を聞いただけで思わず涙が出そうになるほど。エネルギーに溢れた大好きなナンバーです。 ※『リトルショップオブホラーズ』1986年・アメリカ監督：フランク：オズ脚本：ハワード・アッシュマン作曲：アラン・メンケン #littleshopofhorrors #suddenlyseymour #musical # #rickmoranis #alanmenken #リトルショップオブホラーズ #リックモラニス #アランメンケン #ミュージカル #中井智彦そろそろ終着駅が近づいてきました。「愛のミュージカルナンバー」の旅、いかがでしたでしょうか。様々な愛の形。改めて、愛って素敵なものですよね。皆様も、今日は大切な人に愛を伝えてみてはいかがでしょうか。中井智彦ファンクラブでは、会員ページにて、こちらの内容をwebラジオとして公開しています。webラジオ限定のスペシャルトークもありますので、そちらも是非チェックしてみてくださいね。それでは次回も、素敵なミュージカルの旅でお会いしましょう。本日のご乗車、誠にありがとうございました。ご案内は、中井智彦でした。」2月14日 10時00分