偕成社のインスタグラム(kaiseisha_pr) - 2月15日 12時00分
【今週のおすすめ】“選ばれし者だけが読める本”をめぐるファンタジー『青の読み手』
今回は、「実に『物語』らしい『物語』」「ファンタジー好き必見、可愛い動物好きにもおすすめです!」と、刊行前のレビューでも大好評だった、小森香折さんによる新刊長編ファンタジー『青の読み手』(平澤朋子 絵)をご紹介します。
舞台はとある欧州を思わせる国。貧しく暮らす少年ノアは、怪しげな男爵から「修道院からある本を盗んでほしい」という依頼を受けます。実はその本は、選ばれし者だけが読める魔導書〈サロモンの書〉。男爵はこの〈サロモンの書〉を悪用しようとしていたのです。
〈サロモンの書〉に選ばれし者でない者が本をひらいても、本には文字が現れず、白紙のままです。迫りくる男爵を前に、なすすべのないノア───と、その時、本に文字が浮かび上がってきました。なんとノアこそが”選ばれし者”、〈青の読み手〉かもしれないというのです!
さて、ノアは本当に〈青の読み手〉なのでしょうか? そして男爵の企みを食い止めることはできるのでしょうか?
舞台は架空の国ながら、街や貴族と庶民の暮らしなどの描写にリアリティがあり、その様子をありありと想像しながら読み進められ、登場人物も魅力的なキャラクターばかり。ぐっと物語に入り込めることまちがいなしです。ぜひこの世界に浸ってみてくださいね。
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2021/2/15