吉川ばんびのインスタグラム(bambi_yoshikawa) - 2月16日 20時34分
抱っこ好きなので離れてくれず、そのまま寝たイグアナのバブさん
。すっぴんはご愛嬌。
「イグアナ飼いたいです」って相談されること多いんですが、飼育がほんとうにものすごく大変(日本で飼育放棄が一番多いペットはイグアナです)なので、基本的にはやめといた方がいいと思います。
爬虫類を診てくれる病院がほとんどなく、関西では1件だけ。うちのバブさんは今のところ元気だけれど、温度管理や栄養管理に気を付けていても、飼育下にある8割のイグアナさんが代謝性疾患にかかると言われています。バブさんは小さい頃に尻尾を自分で切ってしまって、4年近く経った今でもそのときのケガの治療で病院にかかることがあります。治療費は10万円超えることもざらにあります。
爬虫類は基本的に人に懐かないので、うまくいけば仲良くなれるけど、馴れなければかなり大変です。イグアナの歯はサメの歯に似た鋭い形状をいているので、噛まれると大怪我するし、傷が神経に達して指が二度と動かなくなった飼い主さんも少なくないです。尻尾で攻撃する子も多くて、その威力はガラスを叩き割るくらい強い。
イグアナの寿命は15年ほど。排泄物の処理は大変ですし、トイレが覚えられないので、お布団やカーペットを汚されることもたくさんあります。ちなみに、イグアナを預かってくれるペットホテルもむちゃくちゃ少ないので、基本的には旅行には行けないと思ってください。あと仕事も在宅じゃないと多分キツいです。
神経質になって気を付けていても、メスは毎年産卵する(無精卵)たびに命がけだし、卵が詰まったりして死んでしまうこともあります。オスは発情期になると気性がとにかく荒くなるので、どれだけ馴れている子でも執拗に飼い主に噛みつこうと飛びかかってきたり、追いかけてきます。
わたしはバブさんを迎える前に色々調べまくって3ヵ月ぐらい悩んで、覚悟を決めてお迎えしました。(とにかくネットに情報がない。イグアナの飼い方や疾患についての本はドイツ語で書かれたものしかないので読めない)
これを読んでも尚「イグアナと暮らしたい!!!」と思える方で、実際に飼育を検討している人は連絡ください🦎
イグアナが快適に、幸せな生活を送れるようアドバイスできると思いますので…📣
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2021/2/16