鄭大世のインスタグラム(chong_tese) - 3月6日 21時43分
今日はすごく清々しかった
一度引退を決意したからか、俯瞰して見れるようになってるのかな。
欲の塊の川崎での始まりから、今では単純にチームの輪の中で喜びを共感できる。
スタメンじゃなくても、同じポジションの選手がゴールを決めても、なんの曇りもなく心の底から喜べた。
プレイスタイルが全然違う黒津勝さんがゴール決めた時に一人ベンチでふてってた頃が懐かしい。
出てない時にゴールが入っても複雑だった。ってか嫌だった。若い頃は。
それどころか試合中も他の選手が決めるの嫌だったし、全てのゴールを自分が決めたいと思ってた。
勝ってもゴール出来なかったら釈然としなかったし、スタメンじゃないと勝っても嬉しくもなかった。負けても決めたらルンルンだった。
自分が中心に世界が回ってると思ってた。
新潟でもファビオがゴールしそうになる時ちょっとドキドキしたりしてた。じつは。
これであと何試合スタメンから外れるんだろう。。っていう
誰がライバルに負けるなとか、人と競わせたりとか、資本主義社会は競争社会だとか言ったんだろう。
ずっと言われてきたし、そう思ってた。
でもライバルと競うと、孤独になる
若い時はいいけど、次第に精神が削られ疲弊していく。
結果出されるとどんどん追い込まれていき、疑心暗鬼になって潰れていく。
逆に、ライバルを応援すると自分の心も暖かくなる。
それぞれに順番があって、役割があるのに自分の感情と欲望だけで物事が進むことを願うことは愚者そのもの。
これ教えてくれる人いなかったなー。
ほんと苦しかって今まで。
チームの勝利を心の底から喜べなかったし、ライバルのゴールで地獄に突き落とされる気分。
出てない時は毎晩寝れないし、朝起きても絶望の果てにいる気分。
ドウグラスとの出会いがかなり自分の価値観を変えた。
誰にも負けたくなかったし、誰よりも成功したかった。
常に自分の世界には“他人”がいた。
あれだけの選手がインタビューで、自分は人と比べたり競ったことがない。と言い切っていた。
え?、、、
クラブ雑誌の凄く小さなひと枠だったけど電撃が走った。
今までの人生なんだったのか。
苦しい時を経た今、痛感してる。
ほんとにほんとに心から嬉しかった。
こんなにも晴れた気分は初めてかもしれない。
やっと幸せになれる時が来たのかも。
町田のみんなありがとう。
グリーディで愚かな自分、
さよなら。
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2021/3/6