猫沢エミのインスタグラム(necozawaemi) - 3月24日 01時36分
猫目月の夜。
真夜中にこうして幾度、イオの見守りの采配に悩んだろう。
ベランダから月を眺めながら、息が止まるような苦しい思いで。今はすこしだけ、懐かしささえ感じる。つい、この間までの出来事なのに。
イオが亡くなってから初めて、寝室のカーテンを閉めた。なんとなく、天国タクシーが去っていった空と繋がっていたかったから、寝るときも空が見えるようにカーテンを開けていた。
イオと毎晩一緒に眠ったこのベッドから、イオは旅立った。この部屋は、猫のホスピス猫楽園のメインルームだったしな。そこで毎晩、イオを想いながら今日まで過ごしてきた。とても甘やかで、苦しい気持ちで。
橋を渡るとき、外からも我が家を遠目で確認していた。あの高さに天国タクシーのステーションがあるのか。なかなか飛び立ちやすくていい高さだな…なんて。
仕事をしているとき、ごはんを食べているとき、イオの思い出から解き放たれるようになった。イオはイオで、やれやれ…やっと圧から解放される時間だって思っているはず。😂
イオちゃん、すこしずつだけど、あなたが私のなかでもう一度生き始めたと思えるようになってきてるよ。泣くのも哀しむのも当たり前だよ。とても深く愛してたから。
ただこの哀しみには、1mmも後悔や無念さはない。純粋に寂しいのと切ないだけ。むしろ、イオちゃんがもういないことを純粋に哀しめている私は、幸せなんだと思う。
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2021/3/24