猫沢エミのインスタグラム(necozawaemi) - 4月12日 00時19分
ひと月まえの今時分、イオちゃんが急変した。
ふと、呼ばれている気がして、祭壇の写真を手にとってキスをしたら、日付はもう12日になっていた。
気がつけば、斎場から戻ってきて写真を立てかけて以来、初めて手にとった。そんなことすら、畏れ多くて出来なかった(なんとなくできないと思い込んでいた)のだな。
受け取ったものが大きすぎて、まだうまく言葉に変換できない。ようやく、心が凪の領域へ入りつつあって、今はだだ、静かにその心象風景を眺めていたい時期でもある。
未だ毎晩、ベッドに入るとエアーイオちゃんをやっている。いつもお布団にもぐりこんできたイオちゃんが、まるで今も生きているかのごとく、布団を開けて招き入れるひとり芝居を。
でも、そうすると、本当にイオちゃんの魂と一緒に眠れている気がするんだよね。そして、とてもよく眠れる。
弔いとは、
その意味とは、
生きるとは、
死ぬこととは。
かけがえのない存在がこの世から消えて、もう二度と会えなくなるとは。
そして、残された者がそれを乗り越えることの意味と、そこに見える風景とは。
そのひとつひとつから目を逸らさず、私は見ていくつもりだ。
私の心という媒体を通して。
#猫沢イオ #イオちゃんフォーエバー
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2021/4/12