住吉美紀のインスタグラム(miki_sumiyoshi) - 8月8日 16時02分
オリンピックのボランティアも大詰め。
表彰式プロトコールチームにいるため、
決勝戦オンパレードの今週末が佳境、
人手が必要となる。
私も昨日の午後、仕事終わりで駆けつけるべく、
お昼のおにぎりも丸呑みする勢いで飛び出て
(通勤に使っている)シェア自転車のポートに向かう。
そこからが最悪だった。
借りた自転車の鍵が壊れていて、
車輪が動かない上、解錠も施錠もできなくなり
ニッチもサッチも行かない。
えええ〜と思って問い合わせ番号を探すうちに
今度は急に激しい大粒の雨が。
立ち尽くす30秒ほどの間にびしょびしょで、
焦って傘をさす。
とりあえず電話が繋がり、自転車をそのまま返却処理、
なんか私バチが当たるようなことしたっけ・・・
と泣きそうになりながら、
近くの道に出てタクシーを探す。
タクシーに乗ると
私がボランティアのユニフォームを見て、
運転手さん
「お、オリンピックですか。お金出るほうですか?」
私
「いえ、ボランティアです〜」
すると、運転手さんは、じゃあ、特別にいいものあげますね、
と言って、座席の間から飴ちゃんを手渡してくれた。
弱っていた私は少し励まされたような気持ちになり、
お礼を言うと運転手さんは、
「でもね、これちょっと特別だから気をつけて。
すごく美味しいから、
ほっぺたが落ちちゃうんだよ。
こないだお子さんにあげたら、
お母さんにほっぺたが落ちたと言ってたよ」
笑。
しかも、なんと飴の名前が
「金のミルク」!
なんて幸先が良い!
私の金メダルだわ。
素直にその場で飴ちゃんをいただいたら、
ほっぺたは落ちなかったけれど、心はほぐれていく。
運転手さんにとっては、
人生2回目の東京オリンピックなのだそうだ。
その頃は、トラックの運転手だったらしい。
その頃は、晴海通りも都電が走っていて
勝鬨橋も真ん中で開いて、船を通していたり
東京の雰囲気もまったく違ったという話を聞かせてくれた。
選手村付近に着くころには通り雨も止んでいた。
日々、一陽来復。
#オリンピックボランティア
#タクシー
#確かに子どもの頃よくほっぺた落ちてたかも
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2021/8/8