福田萌子のインスタグラム(moekofukuda) - 1月14日 17時56分


この20年でリゾート地としての急激な成長を遂げた故郷、沖縄。私が小さい頃は県外の人が定住している事の方が珍しかったけど、今は海外規模のホテルで働いている方の名札が沖縄の苗字だと嬉しくなる。
時間とともに県外の人に対する意識もだいぶ丸くなりました。

私が小中学生の頃は良く『ないちゃー(内地の人:戦争時代の言い方で県外の人の事)』と指をさされたものです。
沖縄生まれ沖縄育ちの私には自分が指をさされる意味が解らず『うちの両親はないちゃーだよ』となんの疑問も抱かずに答えていました。
自分の見た目が同級生達と違い【ないちゃー】なんだと本当の意味で気付いたのは高校生のころでした。
着ている制服、訛りや方言も全く同じなのに、どこか違う。
苗字を聞かれるのがコンプレックスで、でも嘘もつきたくなくて『父は埼玉の出身です!』と、あたかも母は沖縄出身で結婚して苗字が変わった様にも聞こえる言い方をしてみたり。(その後に、お母さんは?って聞かれないかドキドキしてたけど笑)

基地とともに歩んだ歴史と発展した文化のなかでは【うちなんちゅ>うちなんちゅとアメリカ人のハーフ>日本人とアメリカ人のハーフ>日本人】というアメリカ人の方が市民権がある事を小さい頃から感じていました。
もちろん、意地悪だって沢山ありましたが、でもそんな事よりも手続きとか、色々、生きづらかった。

家の中では標準語、一歩外に出ると沖縄訛りを自然と使い分けていて、考える事、感じる事も人一倍。どうにかして完璧な島人になりたくて、沢山学び少し無理もした。
おかげでこの島の素晴らしさを星の数ほど紹介出来るしまだまだな部分も知りました。

答えの出ない【自分のアイデンティティ】について、小さな頃からずっと考えていたけど、沖縄の血が通ってないから、私は本当の意味でのうちなんちゅには絶対になれないと知った時に少し楽になった。
同時に、うちなんちゅであるために『地元の人は〜』というカテゴライズに一生懸命に合わせるのを辞めました。
だから、ビキニだって着るよ!笑

沖縄という感性の島で、両親の愛のもと、沢山の方に支えられ、沢山意地悪ももらって、【私】を育ててもらいました。
未だにいろんな発見と刺激をくれる。
この土地の、文化と風土と、壮大な自然に本当に感謝です。

ふるさと納税はもちろん沖縄。
だって、故郷だもん。

#地元に全力 #アイデンティティ


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2022/1/14

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