吉岡茉祐さんのインスタグラム写真 - (吉岡茉祐Instagram)「ボイスガレッジシアターvol.2 『ブラインド』全公演終了しました。  いやはや。 濃い二日間でした。  よく、作品で多重人格の役ってスパイス的に出てきたりするけど、そのものをテーマにしたらどうなるんだろう。そんなちょっとした考えから書き始めたプロットでした。  根本レイという人間の中で生きている、一也、ニコ、みらい、清四郎。 そして、その後に生まれてきた他の人格の子たちと生きた物語。  『ブラインド』というタイトルには、 キャラクターたちが人格という存在であること。レイの、現実から目を背けたい気持ちや本心が見えない様子、お客さん目線だと最後までルートが見えない&わからない、という意味が込められております。 全部説明しちゃうとダサいですけどw でも、結果的に、皆さんの観劇感想を拝見していると、この名前に恥じないいいゴールになった気がします。  さて、それでは振り返り行きますよ。  まず、初日組。 この日のチームは瞬発力とこの強みが物語の大きな軸になってくれていた気がします。 全員揃ってのリハーサルが出来ず、当日の昼公演が初めてこのメンバーで通した回でした。 めっっっっちゃ緊張してましたw なのに、統合ルートの安定感たるや。 素直に、楽しかったし、安心できました。寄りかかれたな。 きっと、レイとしてもらうものも多かったんだと思います。自然と涙が…  楽しそうだな、って言葉が本当に素直にポロッと出てくる仕上がりになりました。  よくね、自分で書いた本でよく泣けるねって最近言われるんですよ。 いや、私だって泣けると思ってない。 あんなビッシャビシャになるまで泣けるなんて、自分でもびっくり。 舞台に立つと、脚本としての私はそこにいなくて、ちゃんと一人のキャラでいさせてくれた皆さんのおかげで、ああなってますw  今回の課題として、演出家からいただいたハードルもそれでした。 脚本家としての吉岡と、演者としての吉岡を完全に切り離して、どこまでこの作品にのめり込めるか。 本を書くときから、最後まで、これは課題でした。 その答えの一つがあの涙になったかな…?  で、二日目。 一日目を踏まえてのつもりが、まったくもって違う作品か、ってくらい感覚が大きく変わりました。 良くも悪くも二日間通していると、一日目よりも二日目!ってなりがちなんですが、メンバーが違うんだから、持ち込んじゃダメだ!って早く気づかせてくれて。 吹っ切れてからが早かったなぁw 自分でもびっくりでした。 二日目メンバーは四人のパワーバランスがとてもよくて、家族として残した四人がこの四人であることの説得力が上がったチームだったなと感じました。 あくまでレイ視点ね。  誰が、とかじゃなく、四人でいる瞬間の楽しさが見えて、羨ましいレイの気持ちにリンクしちゃったなー。 こっちは、共存ルートが、脚本の段階では見えなかったラインまで突破してくれて、最後にふさわしい公演になったと感じています。 楽屋で、終わってからの感想戦が止まらないくらい、楽しかったな。  両チーム、全然違うキャラクターなのに、しっかり家族になってくれて、レイを見守ってくれて、何より、作品への愛を感じる瞬間がたくさんあって、キャストの皆様には感謝しかありません。 そして、その物語を見届けてくれて、何かを感じ取ってくれた皆様にも… あの空気を作ってくれたあの空間に居てくれた皆さんに。 心から、ありがとうございました。  統合ルートは、ハッピーエンドで、共存ルートはトゥルーエンドだ!なんて感想を見つけて、演出家とひと盛り上がりしたんですよ。笑 そういう感想が割と多かったかな?  大前提、どんな受け取り方も正解なので、コレです!っていうわけじゃないんですけど、、、 実はあと2ルート作ろうとして、結局やめて、統合と共存の二つだけを残したんです。 …ってことだけお伝えしておこうかな笑  片方だけだと「???」になることも両ルート見れば「!!!」になるポイントもたくさんあるので、あと、何度も見たら…「あれ?」ってなるところもあるはずなので、タイムシフトで何度も見て欲しいなぁ。  私の作品にしては、とてもわかりやすく仕上がりました。 吉岡さんをよく知ってる方は、「優しいな?」と思った人も多いかもしれませんね。 意図的といえば意図的なんですけど…お陰で気付けたこともたくさんありました。 あえて答えを出さず、皆さんの解釈に任せることが多い吉岡作品ですが、ここを入り口に、いろんな作品に触れていただいて、作品のその先を考えることの楽しさを知ってもらえたら嬉しいなと思います!! あわよくば!!次の作品も…! なんてwww  一番近くだと、『タツノオトシゴ』ですかね。 あ、これ本当にたまたまなんですが、『タツノオトシゴ』を見ると、『ブラインド』とつながるところあるかもしれないです。 上演タイミングが近くなったこと、ちょっと運命に感じ始めています。笑  これはまた今度ゆっくりお話ししましょうw  長くなってきたな…  本当はもっと話したいことあるんですが、そのうち #一年計画配信 でも話すと思うので、一旦この辺りで。  その他、個人の生配信でも感想お待ちしてます! 引き続き、 #ボイガレ朗読 の感想も見ますね! 改めて、ありがとうございました!」1月24日 22時15分 - yoshioka_mayuc

吉岡茉祐のインスタグラム(yoshioka_mayuc) - 1月24日 22時15分


ボイスガレッジシアターvol.2
『ブラインド』全公演終了しました。

いやはや。
濃い二日間でした。

よく、作品で多重人格の役ってスパイス的に出てきたりするけど、そのものをテーマにしたらどうなるんだろう。そんなちょっとした考えから書き始めたプロットでした。

根本レイという人間の中で生きている、一也、ニコ、みらい、清四郎。
そして、その後に生まれてきた他の人格の子たちと生きた物語。

『ブラインド』というタイトルには、
キャラクターたちが人格という存在であること。レイの、現実から目を背けたい気持ちや本心が見えない様子、お客さん目線だと最後までルートが見えない&わからない、という意味が込められております。
全部説明しちゃうとダサいですけどw
でも、結果的に、皆さんの観劇感想を拝見していると、この名前に恥じないいいゴールになった気がします。

さて、それでは振り返り行きますよ。

まず、初日組。
この日のチームは瞬発力とこの強みが物語の大きな軸になってくれていた気がします。
全員揃ってのリハーサルが出来ず、当日の昼公演が初めてこのメンバーで通した回でした。
めっっっっちゃ緊張してましたw
なのに、統合ルートの安定感たるや。
素直に、楽しかったし、安心できました。寄りかかれたな。
きっと、レイとしてもらうものも多かったんだと思います。自然と涙が…

楽しそうだな、って言葉が本当に素直にポロッと出てくる仕上がりになりました。

よくね、自分で書いた本でよく泣けるねって最近言われるんですよ。
いや、私だって泣けると思ってない。
あんなビッシャビシャになるまで泣けるなんて、自分でもびっくり。
舞台に立つと、脚本としての私はそこにいなくて、ちゃんと一人のキャラでいさせてくれた皆さんのおかげで、ああなってますw

今回の課題として、演出家からいただいたハードルもそれでした。
脚本家としての吉岡と、演者としての吉岡を完全に切り離して、どこまでこの作品にのめり込めるか。
本を書くときから、最後まで、これは課題でした。
その答えの一つがあの涙になったかな…?

で、二日目。
一日目を踏まえてのつもりが、まったくもって違う作品か、ってくらい感覚が大きく変わりました。
良くも悪くも二日間通していると、一日目よりも二日目!ってなりがちなんですが、メンバーが違うんだから、持ち込んじゃダメだ!って早く気づかせてくれて。
吹っ切れてからが早かったなぁw
自分でもびっくりでした。
二日目メンバーは四人のパワーバランスがとてもよくて、家族として残した四人がこの四人であることの説得力が上がったチームだったなと感じました。
あくまでレイ視点ね。

誰が、とかじゃなく、四人でいる瞬間の楽しさが見えて、羨ましいレイの気持ちにリンクしちゃったなー。
こっちは、共存ルートが、脚本の段階では見えなかったラインまで突破してくれて、最後にふさわしい公演になったと感じています。
楽屋で、終わってからの感想戦が止まらないくらい、楽しかったな。

両チーム、全然違うキャラクターなのに、しっかり家族になってくれて、レイを見守ってくれて、何より、作品への愛を感じる瞬間がたくさんあって、キャストの皆様には感謝しかありません。
そして、その物語を見届けてくれて、何かを感じ取ってくれた皆様にも…
あの空気を作ってくれたあの空間に居てくれた皆さんに。
心から、ありがとうございました。

統合ルートは、ハッピーエンドで、共存ルートはトゥルーエンドだ!なんて感想を見つけて、演出家とひと盛り上がりしたんですよ。笑
そういう感想が割と多かったかな?

大前提、どんな受け取り方も正解なので、コレです!っていうわけじゃないんですけど、、、
実はあと2ルート作ろうとして、結局やめて、統合と共存の二つだけを残したんです。
…ってことだけお伝えしておこうかな笑

片方だけだと「???」になることも両ルート見れば「!!!」になるポイントもたくさんあるので、あと、何度も見たら…「あれ?」ってなるところもあるはずなので、タイムシフトで何度も見て欲しいなぁ。

私の作品にしては、とてもわかりやすく仕上がりました。
吉岡さんをよく知ってる方は、「優しいな?」と思った人も多いかもしれませんね。
意図的といえば意図的なんですけど…お陰で気付けたこともたくさんありました。
あえて答えを出さず、皆さんの解釈に任せることが多い吉岡作品ですが、ここを入り口に、いろんな作品に触れていただいて、作品のその先を考えることの楽しさを知ってもらえたら嬉しいなと思います!!
あわよくば!!次の作品も…!
なんてwww

一番近くだと、『タツノオトシゴ』ですかね。
あ、これ本当にたまたまなんですが、『タツノオトシゴ』を見ると、『ブラインド』とつながるところあるかもしれないです。
上演タイミングが近くなったこと、ちょっと運命に感じ始めています。笑

これはまた今度ゆっくりお話ししましょうw

長くなってきたな…

本当はもっと話したいことあるんですが、そのうち #一年計画配信 でも話すと思うので、一旦この辺りで。

その他、個人の生配信でも感想お待ちしてます!
引き続き、 #ボイガレ朗読 の感想も見ますね!
改めて、ありがとうございました!


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2022/1/24

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