吉田知那美のインスタグラム(chinami1991) - 4月8日 20時52分
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過日、わたしの母校である網走南ヶ丘高等学校の終業式にお邪魔させていただきました。
その日、少しだけ生徒のみなさんの前で
お話しする時間を頂くことになっていたのです
が、
特に優秀な生徒だったわけでも、
今現在も優秀なわけではないどころか、
どちらかといえばいい加減で、情けない人間が
一体どんな話をしたらいいんだ…
と、よくわからないままステージに登壇してしまいました。
〝高校時代の思い出をねつ造しようか…〟
と考えちゃうほど何を話したらいいのか悩みました。
そんな状態のままステージに登壇して自己紹介をし、
顔を上げたときに一番はじめに目に映ったのは
私の目線の真ん中で腕を組んで仁王立ちで佇む、
当時とまったく変わらない恩師の姿でした。
その恩師の姿をみて、
高校時代、そして今現在のことを正直に話す決意を
一瞬で固めました。笑
声がうわずんでしまって(仁王立ち恩師のせい)
きっと上手く伝えられていなかったと思います。
(何度もいいますが仁王立ち恩師のせい)
あの日、うわずんだ声で伝えようとしていたことは、
人としての成長のスピードも、夢が見つかるタイミングも、学んだり、間違いに気づいたり、失敗したりすることも、
全部自分の人生のタイミングだから焦らなくても大丈夫だと思う…
ということでした。
(わたしも道半ばなので言い切れないけれど…)
あの人はもうこれが出来るとか
あの人はもう進路が決まってるとか
あの人はもうこんなに精神的に成長してるとか
あの人はもう恋人がいるとか
あの人はもうスタメンに入ったとか
学校生活に限らず、社会に出ても、
家庭でも、友人関係でも、職場でも、部活でも、
きっと、人と比較して出来ない自分に悲しんだり、辛くなったり、追い詰めたり、自分でプレッシャーをかけてしまったりすることがあると思います。
でも、できていないことに気づいて努力し続けることが大事であってそのスピードは人それぞれ…
出来ないことですでに傷ついているのに、もう十分悲しいのに、人と比較して余計に傷つく必要はないはずで。
一歩ずつ進むしかないんだと大人になって気が付きました。
これもステージで言ったことの繰り返しだけれど、
たくさんの好きなことを見つけて
たくさんの好きな人、面白い人、自分と違う尊敬できる人に出会って、安心して弱く情けなく自分らしくいられる場所を作れる高校生活でありますように!!
情けないを笑い飛ばしてくれる人のそばにいること。
ちゃんと探せば絶対に一人くらいいると思います。
(一人いれば最高!)
学校や友人、家族や部活であっても自分のことを嫌いになるほど心が追いつめられるなら、安心できる場所に一時避難していいと思います。
心の避難場所はたくさんあったらいいな、と30歳になっても思います。
私の場合、その避難場所の一人が仁王立ち恩師でした。
DMくれた南高生のみんな、ありがとう!!
そして返せなくてごめんなさい!!
みんなが南高100周年記念の時にど真ん中で高校生であることをラッキーと思って、せっかくなら南高の歴史刻んじゃうような素晴らしい偉業とか目指しちゃってください!
あと、個人的にだけれど女の子たち!
その可愛くなったイケてる制服を着られるのも今だけ!
生徒指導の先生に怒られない程度に思いっきり楽しんでください🌸
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2022/4/8