並木万里菜のインスタグラム(marina_namiki) - 9月4日 18時30分
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金曜日はMステをご覧いただきありがとうございました。
長くなりますが今の気持ちです🙇🏻♂️
このたび4年間担当した『ミュージックステーション』を卒業することになりました。
番組をご覧いただいた皆様にあらためてお礼と感謝を申し上げます。
今は寂しさと緊張が解けたような気持ちの両方です。
自分のオンエアがあと数回しかないと思うと、それが4年間の私にとっての“金曜日”だったので寂しい気持ちがします。
その一方で、私にとっては歴代の先輩方から引き継いだバトンをつないでいくことが使命です。
ですので9月をもってその役割を無事に果たせることができそうで安堵もしています。
『ミュージックステーション』はタモリさん、アーティストのみなさん、それを支えるそれぞれの分野のプロフェッショナルがいて成り立っています。そのあまりにも大きな存在に、就任当初の私は『自分はなんでここにいるのだろう、ここに立たせてもらっていいのかな』と勝手にプレッシャーを感じ、立つことが怖いと思っていました。そんな私が、ここまで強くなれたのはこの4年間みなさんに支えていただいたおかげだと思っています。
タモリさんは本当に懐が深く優しい方です。初めてごあいさつに伺ったとき『向上心はいらない。反省はしなくていいんだよ』という言葉をいただきました。挫折して落ち込んでいても、すぐに立ち直る。
放送を振り返って自分を俯瞰して見ることでその時は落ち込みますが、
かえって気持ちが楽になり、打たれ強くなったように思います。
また、生放送ならではのハプニングやすべてのをあるがまま受け入れ
前向きに肯定することは生放送の醍醐味なんだといつからか肝が座るようになりました笑
タモリさんに助けられて進んできた中で、当初いただいた言葉の意味を私なりではありますが少し理解できたのかなと思っています。
スタッフのみなさんからは本当に多くのことを学び、助けられました。
長い期間『ミュージックステーション』を担当しているあるプロデューサーから1年目の時にかけられた言葉は
『今の並木には、何も期待していないよ。そのままでいいよ』、でした。
周りからは『大変だと思うけどがんばってね!』という言葉をかけてもらうことが多かったので正直とても驚きました。
ただその言葉があったからこそ繕わず
ありのままの自分を受け入れてくれる
この番組の下で成長させてもらおうと思えました。あたたかいスタッフに囲まれて、社会人として、人として成長できた4年間はかけがえのない日々です。
番組を離れるタイミングであらためて感じるのは、『ミュージックステーション』は私のルーツであり、今の私を作ってくれた大切な場所だということです。『「ミュージックステーション」を卒業してからがスタートだよ』とプロデューサーからかけていただいた言葉に恥じないように、お世話になった大好きな番組に少しでも恩返しできるように、これからは奮励努力していきたいと思います。
そして『ミュージックステーション』を卒業された先輩方のように、私もさらに前に進めるように頑張りたいです。
9月23日『ミュージックステーション4時間スペシャル』のお仕事が最後になります。
タモリさんがかけてくださった『向上心はいらない。反省はしなくていいんだよ』という言葉を胸に、
最後まで番組を楽しむことができるように当日を迎えたいです」
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2022/9/4