猫沢エミのインスタグラム(necozawaemi) - 10月1日 04時34分
続く締め切りで、昼も夜もない生活が続く。
さすがに今夜は自飯、無理だな……と、近所の招き猫中華(と私が勝手に呼んでいる)にお惣菜を買いに行く。
ハッ⁈ もうこんな時間……招き猫が閉まる!と急いで向かい、もうお客があらかた途絶えた夜の静寂に、店のドアを開ける音と、私の「ボンソワ」が響いた。
野菜の炒飯と、鶏のタイ風グリル(ココナツとコリアンダーがベースの香ばしい一品)に、生もやしと海老のサラダを注文する。
中華だけど、フォーもボブンもあって、おそらくオーナー一家はベトナムもしくはラオス系の人たち。もの静かでちょっとシャイだけど、人当たりが柔らかい。
家についてすぐ、お皿に取り分けて食べていると、しみじみと美味しい。とはいえ、こうした中華のトレッターなんか、パリの至るところにあって、めずらしくもなんともないのだけど。
イタリア、イギリス、スペイン……ヨーロッパのいろんな国に必ずある中華屋さんは、その国の文化を吸収して出来上がったもので、やっぱり日本にはないスパイス使いとか、味わいがある。そうした中華を、訪れた国の料理に疲れた時に食べると、なんとなく〝思い出中華枠〟ができて、しみじみする。
パリの夜。
ひとり原稿と向き合う私の、思い出中華枠、堪能。
いただきます。
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2022/10/1