戸田真琴さんのインスタグラム写真 - (戸田真琴Instagram)「監督・脚本・編集をつとめた映画 『永遠が通り過ぎていく』  1月13日(金)~1月19日(木) アップリンク吉祥寺にてアンコール上映します。  2019年に制作後、紆余曲折あり2021年10月から徐々に上映機会を頂き、昨年4月に同劇場にてロードショーとなりました。 みなさんのご感想と暖かい声援のお陰で、もう一度だけ映画館で上映することが叶います。本当にありがとうございます。  この映画は自伝的要素がベースとなっていますが、事前情報無しでも変わらずご覧いただけます。(私のことをどんなに情報として知っていても、わかる人にはわかるし、分からない人にはわからない、そういう個人的な痛みと輝きについての映画です。そして、切実な作品というのはどうあれそのような側面があるものだと思います。) 見逃した方も、最近知った方も、気軽に劇場へ足を運んで欲しいです。  1週間などまとまった期間として劇場で公開できるのはおそらく最後になると思います。 なるべく全国の、映画館が近くにない人の住む場所まで届けたいと思っているので、配信等今後のやり方を模索中ですが、大きな後ろ盾もないインディーズ作品である性質上、はっきりとした約束が難しい現状があります。映画は、映画館のスクリーンに投影されることを望みながら生まれてきます。映画館へ出向くことが可能な人であれば、どうか映画館で上映されているときにご覧いただけると嬉しいです。(住む場所から遠かったり、暗闇や閉塞感がある場所が苦手だったりする人については、どうかご無理なさらぬよう。)  すこし話が変わるのですが、今私は引退後に出版予定で本を書いています。自伝的な内容になる予定です。自分の歩いた道を振り返って、あの時何を感じていたっけ?と、思い出してそれを書くことは、とても難しく、時に苦い気持ちを味わいます。この映画は、様々な事情と自分の矜恃をまもるために、「撮りたい」よりも「撮らなければ前に進めない」という焦燥感から作らざるを得なくなった結果生まれたものでした。 人生にはたまに、そういうことが起こります。 それが例えばその渦中にいる時には痛くて苦しい場所であっても、傷だらけになって激しい痛みに襲われていても、生き延びた先で振り返ると、真っ赤に痛ましかったはずの傷跡が、治っているどころか、傷そのものが黄金に光っていたりする。眩しくて馬鹿馬鹿しくて拍子抜けして笑うんです。君が見てきた全てのものは、ありふれているようで君の目にしか実は映っていない何かで、君が経験した全ての感覚は、君の神経の在り方でしか捉えられなかった。言葉にならずとも、他人に話せなくとも、君のものなのだから当たり前なのだと。  作ってから3年以上経ってしまったので、私の心持ちはとうに次の映画を作りたいという気持ちに向いていますが、どうあがいても変わらない芯のようなものが輝きとともに記録されたこの作品を、とても複雑に、大切に思います。  最後の上映、ぜひよろしくお願いします。  🌿🌿🌿 『永遠が通り過ぎていく』 アップリンク吉祥寺にて 2023.1.13~1.19 夜帯 1週間限定アンコール上映  @eien_movie   🌿🌿🌿」1月3日 15時57分 - toda_makoto

戸田真琴のインスタグラム(toda_makoto) - 1月3日 15時57分


監督・脚本・編集をつとめた映画
『永遠が通り過ぎていく』

1月13日(金)~1月19日(木)
アップリンク吉祥寺にてアンコール上映します。

2019年に制作後、紆余曲折あり2021年10月から徐々に上映機会を頂き、昨年4月に同劇場にてロードショーとなりました。
みなさんのご感想と暖かい声援のお陰で、もう一度だけ映画館で上映することが叶います。本当にありがとうございます。

この映画は自伝的要素がベースとなっていますが、事前情報無しでも変わらずご覧いただけます。(私のことをどんなに情報として知っていても、わかる人にはわかるし、分からない人にはわからない、そういう個人的な痛みと輝きについての映画です。そして、切実な作品というのはどうあれそのような側面があるものだと思います。)
見逃した方も、最近知った方も、気軽に劇場へ足を運んで欲しいです。

1週間などまとまった期間として劇場で公開できるのはおそらく最後になると思います。
なるべく全国の、映画館が近くにない人の住む場所まで届けたいと思っているので、配信等今後のやり方を模索中ですが、大きな後ろ盾もないインディーズ作品である性質上、はっきりとした約束が難しい現状があります。映画は、映画館のスクリーンに投影されることを望みながら生まれてきます。映画館へ出向くことが可能な人であれば、どうか映画館で上映されているときにご覧いただけると嬉しいです。(住む場所から遠かったり、暗闇や閉塞感がある場所が苦手だったりする人については、どうかご無理なさらぬよう。)

すこし話が変わるのですが、今私は引退後に出版予定で本を書いています。自伝的な内容になる予定です。自分の歩いた道を振り返って、あの時何を感じていたっけ?と、思い出してそれを書くことは、とても難しく、時に苦い気持ちを味わいます。この映画は、様々な事情と自分の矜恃をまもるために、「撮りたい」よりも「撮らなければ前に進めない」という焦燥感から作らざるを得なくなった結果生まれたものでした。
人生にはたまに、そういうことが起こります。
それが例えばその渦中にいる時には痛くて苦しい場所であっても、傷だらけになって激しい痛みに襲われていても、生き延びた先で振り返ると、真っ赤に痛ましかったはずの傷跡が、治っているどころか、傷そのものが黄金に光っていたりする。眩しくて馬鹿馬鹿しくて拍子抜けして笑うんです。君が見てきた全てのものは、ありふれているようで君の目にしか実は映っていない何かで、君が経験した全ての感覚は、君の神経の在り方でしか捉えられなかった。言葉にならずとも、他人に話せなくとも、君のものなのだから当たり前なのだと。

作ってから3年以上経ってしまったので、私の心持ちはとうに次の映画を作りたいという気持ちに向いていますが、どうあがいても変わらない芯のようなものが輝きとともに記録されたこの作品を、とても複雑に、大切に思います。

最後の上映、ぜひよろしくお願いします。

🌿🌿🌿
『永遠が通り過ぎていく』
アップリンク吉祥寺にて
2023.1.13~1.19 夜帯
1週間限定アンコール上映

@eien_movie

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2023/1/3

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