大橋歩のインスタグラム(ayumi8713) - 3月1日 21時09分

1989年に『どきどき着物』を文化出版から出してもらいました。約10年後『着物でわくわく』(写真上)をマガジンハウスから出してもらいました。その左ページの緑色の帯は染色家板倉真理子さん作(次の写真、左がその枇杷の木、後々購入したトンボと赤マンマと鳥)。私が着物の本を出した頃、突然知らない方から、「高齢になったので私の帯をあなたに」と送って頂いたのです。なんと大好きな板倉さんの作品『枇杷の木』と同じ時代の作品で、『ちょうちょ』)。私のは紬、頂いたのは縮緬で、しつけがかかったまっさらでした。見ず知らずの方から頂戴するにはあまりにも貴重なものでしたが、大事にさせて頂きますとお礼を。お礼に少しお菓子を送るとなんと越乃寒梅(日本酒)が。申し訳がないからまたお菓子を送るとまた頂く☺️。ほんとうに申し訳なくて。その素敵な素晴らしい帯を大事に使わさせて頂きましたが、私82才という高齢になった今、大事にしてもらえるよい人を探さねばと思っていました。先日ぴったりな知人に、頂いた話をして、バトンタッチ🥰しました。着物も帯もすぐれた作り手がいなくなっています。良いものは大事にしてもらえる人に渡していくのが良いと思っています。私のも着物を着る知人に少しづつバトンタッチしています。

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